物価スライド
経済変動に対応し、サービス組織に利益をもたらすように、サービス契約を再評価することができます。インフレにより、材料、労務、工具、移動などの原価が変動することがあり、これに伴ってサービス契約の現在の合意内容を変更する必要があります。サービス契約に記載されている場合は、契約管理モジュールの物価スライドを使用して、これらの変更を自動実行できます。
物価スライドにもとづいて、現行の契約原価および価格を再計算する必要があります。物価スライドによって、新しいサービス契約を作成することはできません。以下の従属要素を決定する必要があります。
- 変更した契約額にもとづいて、契約分割払が再生成されます。この契約額は、請求に反映されます。
- 変更は、追加の請求書や貸方票などの売掛金に反映され、さらに売掛金元帳に反映されます。
- 変更内容が予測収益および原価に反映されます。これは総元帳勘定に反映されます。
物価スライドを使用する場合、原価および販売価格を割合によって更新することができます。
- 契約対象のサービス活動 (サービス計画および概念モジュールで定義します)
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条件タイプ
注意
- サービス契約で物価スライドを使用するには、契約を有効化する前に、サービス契約 (tsctm3100m000) セッションの [契約変更] タブで、その契約の物価スライドチェックボックスをオンにする必要があります。
- 物価スライドを適用して同時にサービス契約を更新するには、契約変更 (tsctm3120m000) セッションのタイプフィールドを物価スライドで更新に設定します。
- 物価スライドを単一の契約に適用するには、契約変更 (tsctm3120m000) セッションを使用します。
- 物価スライドを複数の契約に適用するには、契約変更の生成 (tsctm3202m000) セッションを使用します。詳細は、次の情報を参照してください:
物価スライドを複数の契約に適用するには