対処時間
対処時間は、コールおよび計画日付の初期優先順位および実際の優先順位の計算に使用されます。
対処時間は、次の条件および適用範囲条件にリンクできます。
- サービス契約
- サービス契約テンプレート
- サービス契約見積
- 保証
- サービスオーダ活動
- コールパラメータ
- 取引先
対処時間は、コールの登録から対処までの最大経過時間です。対処時間をマニュアルで登録することはできません。使用する対処時間を決定するために、LN により、サービス契約、この特定取引先の一般情報、および対応するコールパラメータ (tsclm0100m000) パラメータが考慮されます。
コール管理モジュールでは、対処時間を次の方法で使用します。
コールを登録した時点で、LN では次の検索パスで対処時間がコールに割り当てられます。
- コールの設置グループまたは品目がサービス契約の適用対象である場合、コールの対処時間は、サービス契約に定義されている対処時間となります。
- サービス契約がコールに定義されていない場合 (またはサービス契約に対処時間が定義されていない場合)、LN は、コールの販売先取引先用に定義されている対処時間コードを割り当てます。
- 対処時間コードがコールの販売先取引先用に定義されていない場合、LN は、コールパラメータ (tsclm0100m000) セッションで定義される対処時間コードを割り当てます。
LN により、コールのさまざまな対処時間が次の式で計算されます。
- 応答時間 = 登録時間 + 対処期間
- 解決開始時間 = 登録時間 + 解決開始期間
- 解決終了時間 = 登録時間 + 解決終了期間
注意
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コールパラメータ (tsclm0100m000) セッションで応答時間計算で優先順位を使用チェックボックスをオンにすると、コールに定義されている優先順位が、対処時間、解決開始時間、および解決終了時間に影響します (短縮します)。
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LN は、コールの解決時間を使用して、コール優先順位を決定します。詳細については、コール優先順位を参照してください。