サービスオーダ見積を作成するには

サービスオーダ見積 (tssoc1100m000) セッションを使用して、サービスオーダ見積の作成とメンテナンスを行います。サービスオーダ見積を簡単に修正して、顧客との契約を最適化することができます。これが、先にサービスオーダを作成しないで、まずサービスオーダ見積を作成する利点です。

サービスオーダ見積構成ライン (tsctm1110m400) セッションを使用して、サービスオーダ見積の適用対象である品目、シリアル番号付品目、および参照活動をメンテナンスします。定義されている場合には、参照活動の所要量ラインがサービス計画および概念モジュールからサービスオーダ見積の原価条件にコピーされます。

次のセッションで、追加の適用範囲条件をマニュアルで定義できます。

サービスオーダ見積適用範囲条件 (tsctm1120m400) セッションで、原価条件について適用範囲フェーズを定義します。

付加費用/割引条件は、サービスオーダ見積構成ライン合計 (tsctm1502m400) セッションで定義できます。付加費用/割引はサービスオーダ見積ごと、適用範囲タイプごと、またはその両方で定義することができます。

すべての適用範囲/原価条件、適用範囲フェーズ、および付加費用/割引条件を入力した後で、サービスオーダ見積書の出力 (tssoc1400m000) セッションを使用して、サービスオーダ見積書を出力します。

販売先取引先がサービスオーダ見積を承認したら、状況を ｢承認済｣ に変更できます。サービスオーダ見積を承認するには、サービスオーダ見積 (tssoc1100m000) セッションを開いて、[特定] メニューの [承認] をクリックし、表示されたダイアログボックスの [承認] をクリックします。

販売先取引先の意向でサービスオーダ見積を修正する場合は、サービスオーダ見積の状況を ｢フリー｣ に変更できます。サービスオーダ見積を修正するには、サービスオーダ見積 (tssoc1100m000) セッションを開始して、[特定] メニューの [修正] をクリックし、表示されたダイアログボックスの [修正] をクリックします。これで、ステップ 3 以降を繰り返してサービスオーダ見積の内容を修正できます。

販売先取引先がサービスオーダ見積を拒否した場合は、サービスオーダ見積の状況を ｢取消｣ に変更して見積を拒否することができます。サービスオーダ見積を拒否するには、サービスオーダ見積 (tssoc1100m000) セッションを開始して、[特定] メニューの [部品入庫ライン] をクリックし、表示されたダイアログボックスの [拒否] をクリックします。これで、サービスオーダ見積を履歴に移動できます。