サービスの用語集

Automation Server
Automation Server は、LN アプリケーションと Microsoft Windows プラットフォーム上で稼働する任意の Windows アプリケーションとの間の橋渡しをします。これによって、たとえば、Word、Excel、Outlook などの Microsoft アプリケーションの機能を、LN アプリケーションと一緒に使用することができます。
BSS
Infor Service Scheduler。サービスオーダや活動をサービスエンジニアに割り当てるために派遣担当者が使用するグラフィカルな計画ツール
CBM
次を参照してください: 条件基準メンテナンス
CTI
「Computer Telephony Integration」 の頭字語。電話サービスを拡張するための、データと音声システムの結合です。たとえば、自動番号識別 (ANI) では、発信者のレコードをデータベースから検索しながら、コールを適切な関係者へ渡すことができます。発信例としては、住所リストからの自動電話ダイヤルが挙げられます。
GBF
GM
次を参照してください: 総マージン
Infor Mobile Service
サービスのオプションのリモート拡張である Infor Mobile Service は、クライアントエージェントサーバアーキテクチャに基づいた、完全に構成可能な市販の移動可能フィールドサービス自動化アプリケーションです。Infor Mobile Service を使用しているフィールドサービスエンジニアは、ワイヤレスモバイルネットワークまたは地上ダイヤルアップ回線を利用して、サービスで提供される情報資源にアクセスすることができます。
ITU
「International Telecommunications Union」 の頭字語。1865 年設立された CCITT (Consultative Committee for International Telephony and Telegraphy) が前身である ITU は、ジュネーブに本部を設ける国政組織で、通信標準を定めています。
MTBF
次を参照してください: 故障の間隔
MTTR
次を参照してください: 平均修理時間
RMA
次を参照してください: 返品資材権限
SRP
SRP (サービス資源計画) は、サービスオーダの長期計画フェーズであり、サービスに定義され、中期間から長期間 (月単位) で計画されます。
UBM
次を参照してください: 定期メンテナンス
WIP
次を参照してください: 仕掛品
アポイントメントシート
オーダヘッダに、アポイントメントが取られたことが示されている場合は、アポイントメントシートを出力することができます。この書面は、取引先に送付することができます。この文書に対するテンプレートは、SOC パラメータで定義することができます。
インストール
複数の別個の構成要素から成る固有のオブジェクト。これらの構成要素には、独自のシリアル番号を付けることができます。インストールは、記述の作成、インストールタイプへのインストールの割当、およびロケーションの記録によって定義されます。
インラインメンテナンス
構成の運用使用時 (実際の使用の合間) に実行されるメンテナンス活動。インラインメンテナンスはロケーションで実行されます。
エスカレートコール
顧客との時間契約によって、次のいずれかになります。現在の時間が応答時間を過ぎている、登録済または割当済状況の非ブロックおよび非待機コール。現在の時間が解決開始時間を過ぎている、登録済または割当済状況の非ブロックおよび非待機コール。現在の時間が解決終了時間を過ぎている、登録済割当済処理中、または転送済状況の非ブロックおよび非待機コール。
エスカレートコール
登録済または割当済であるが、契約または保証対処時間内に処置を取らなかったコール
オーダエスカレーション時間
この時間を過ぎると、発行済の緊急サービスオーダが、据置緊急サービスオーダとして処理されます。サービスエンジニアがまだ対処していない緊急サービスオーダの場合、オーダ発行日時にオーダエスカレーション時間を足した時間を過ぎると、そのオーダは据置緊急サービスオーダとして処理されます。このようなオーダのリストは、据置緊急サービスオーダ (tssoc2502m000) セッションを使用して確認できます。
オーダ手順
必要なサービス活動の性質を分類します。サービスには次の 2 つの作業手順があらかじめ定義されています。標準および緊急
オーバーホール
構成要素を再びサービス可能にするために実行する必要のある、すべてのメンテナンスおよびサービス活動
オフライン/オンラインインジケータ
構成のメンテナンスが作業中、停止中、またはその両方で可能かどうかを示すインジケータ
オフラインメンテナンス
メンテナンスを実行するための有効な作業の範囲外で、構成に対して行われるメンテナンス活動
オンコンディションメンテナンス
継続的な使用可能性に関して、構造の単位、システム、または一部の状況を判断するために、繰り返し検査やテストを実行する 1 次メンテナンスポリシー。品目の状況が指定した値の範囲外にある場合、修正措置が取られます。
カウンタタイプ
構成における計測の一般特性。たとえば、機械の製造時間または飛行機の飛行サイクルなどです。平均使用係数の単位にリンクされたカウンタタイプを使用して、構成に対するメンテナンス活動を計画することができます。
カウンタ開始日
カウンタ値のカウントが開始する日付、または品目が使用される日付
カウンタ間隔
2 つのメンテナンス時点間の時間間隔。この間隔は、作業時間やキロメートルなどの使用に関連する単位によって表されます。メンテナンスは、カウンタの標準値に達した時点で実行されます。
カウンタ計測タイプ
増減可能なカウンタに基づく計測

走行距離および機械時間

カウンタ値
一定間隔で実行される予防メンテナンス。この間隔は、作業時間やキロメートルなどの使用に関連する単位によって表されます。メンテナンスは、カウンタの標準値に達した時点で実行されます。

20,000 km ごとに車の点検を行います。

カウンタ値
数字計測で実行されたすべての計測または英数字計測の最新の既知の計測の概要値
カウンタ値 (メートル)
メートル単位の、最新の既知の値。カウンタ基準の計測タイプに適用されます。メートルは置き換え可能であり、メートル単位でのメートル値とカウンタ値との間には差異がある可能性があるので、別個のカウンタであることが必要です。
カウンタ読取
構成またはシリアル番号付品目のカウンタの読取
カウンタ読取
計測タイプと位置の組合せであり、シリアル番号付品目にリンクされ、カウンタ値などの情報が保持されています。
カウンタ読取グループ
カウンタ読取のグループ。カウンタ読取グループを使用して、シリアル番号付品目のカウンタ読取情報をデフォルトに設定します。このグループはサービス品目またはサービス品目のデフォルトにリンクすることができ、シリアル番号付品目が作成されるときに、カウンタ読取がカウンタ読取グループからコピーされます。
グラフィカルブラウザフレームワーク
ツリー形式の階層構造を表示するために使用するツール。多くの場合、このツールを使用して、ドラッグアンドドロップ操作を行うこともできます。

例: ブレイクダウン構造の表示

頭字語: GBF
グラフィカル計画ボード
計画を図示した表
クリティカル資源
(計画) メンテナンス活動の継続性および進捗度が依存する資源
グループ
活動セットのグループ
コール
関連する品目のサービスまたはメンテナンスの担当者に伝えられる質問、苦情、または障害
コールグループ
コールを選択しやすいようにグループ化するための分類
コール優先順位
故障結果の査定に応じて、サポート担当者がコールに特定の優先順位を割り当てます。
サービスエリア
1 人または複数のサービスエンジニア (従業員) が担当する特定の地理的エリア。サービスエリアはサービスセンタにリンクすることができます。
サービスエンジニア
所属する組織または顧客のサイト内でサービス活動を実行する、訓練を受けた技術者
サービスオーダ
顧客サイトまたは会社で示されているとおりに、構成に対するすべての修理とメンテナンスを計画、実行、および管理するためのオーダ
サービスオーダシート
実行する必要のある作業について、サービスエンジニアに通知するシート
サービスオーダデータ
サービスオーダヘッダ、サービスオーダ活動ライン、および所要量ラインに定義されているデータ
サービスオーダの材料費
サービスオーダの実行に必要な材料の原価
サービスオーダヘッダ
サービスオーダのヘッダには、サービスオーダ (tssoc2100m000) セッションにおいて入力されたすべてのデータが含まれています。
サービスオーダ活動ライン
サービスオーダに対して実行可能な活動の最小単位。複数の活動をサービスオーダごとに定義することができます。たとえば、コールと計画メンテナンス活動を組み合わせる場合に役立ちます。
サービスオーダ見積
サービスオーダ見積は、価格、販売条件、およびサービスと材料の説明を述べたものであり、見込み取引先に送付することができます。ヘッダには、取引先データ、支払条件、および受渡条件が示されます。見積ラインには、活動と材料に関するデータが入力されます。
サービスオーダ雑費
材料費または労務費としてクラス分けできない、サービスオーダを実行するために必要な原価
サービスオーダ文書
サービス組織内で使用する場合、この文書には、サービスオーダシート、検査レポート、またはチェックリストが含まれます。顧客への通知に使用する場合、この文書には、通知シート、アポイントメントシート、または修正レポートが含まれます。
サービスオーダ履歴
履歴に転記されるサービスオーダの詳細情報

サービスオーダの履歴データは、次の場所に定義されたデータで構成されます。

  • サービスオーダヘッダ
  • サービスオーダ活動ライン
  • 所要量ライン
サービスオーダ労務費
サービスオーダの実行に必要な労務の原価
サービスオフィス
取引先の販売関係を管理するために、会社のビジネスモデル内で明確に識別された部署。サービスオフィスを使用して、組織内でサービス活動の責任を負うロケーションを識別します。
サービスカー
顧客の作業場との間を移動するため、サービス従業員にリンクされた移動手段
サービスキット
サービス活動時に使用する構成要素を保管する移動可能倉庫
サービスキットタイプ
グループにまとめられた類似のサービスキットの分類。この分類を使用して、メンテナンス品目に対するサービスおよびメンテナンス活動を実行することができます。

サービスキットタイプに使用できる品目の組合せを定義する上で、そのサービスキットタイプに属するすべてのサービスキットは同じ品目の組合せを含むものと見なします。

洗濯機サービスキットタイプには、あるタイプの洗濯機のメンテナンスに必要なすべてのサービスキットが含まれます。

サービスキットタイプ部品
品目のメンテナンスで使用する構成要素
サービスタイプ
サービスプロバイダが提供するサービス分類。サービスタイプは、どの利用性タイプをサービスオーダヘッダに適用するかを決定し、デフォルトのオーダ手順と適用範囲タイプを示します。
サービス価格
インストールの定期メンテナンスの一環として、定期的な間隔で実行されるサービス活動またはメンテナンス活動の価格
サービス可能品目
品目を構成に使用できることを示す、品目の状況
サービス活動
タスクおよび原価ラインがリンクされた活動。この活動は、適用範囲タイプにリンクすることもできます。
サービス活動価格リスト
契約価格または個々のサービスオーダの価格を定義するために使用する価格リスト。サービス原価は、標準価格リストに基づいて計算されます。価格リストには、品目、参照活動、サービスタイプ、またはこれらの要素の組合せについて、標準原価と販売額の両方を記録することができます。
サービス契約
サービス組織と顧客の間で交わす特定の期間の販売契約。メンテナンス対象の構成 (設置グループまたはシリアル番号付品目)、適用範囲条件、および合意価格を示します。
サービス契約ヘッダ
サービス契約のヘッダにはサービス契約 (tsctm3100m000) セッションにおいて入力されたすべてのデータが含まれています。
サービス契約書
サービス契約文書の出力 (tsctm3400m000) セッションで出力された文書

次の 2 つのタイプを出力することができます。

  • 外部文書
  • 内部文書

外部文書

このタイプの文書は、取引先に送付しなければならない実際文書として出力されます。

内部文書

このタイプの文書は、取引先に送付する必要のある実際文書の内部使用用コピーとして出力されます。

  • 契約を別途会計的に承認してから、最終文書として出力することができます。
  • 審査の後でも、契約詳細を変更することができます。
サービス契約変更
次のタイプの契約変更があります。
  • 更新: 現在の有効期間を超えて、契約期間を延長できます。
  • 一時的な変更: 現行の契約を変更できます。1 つまたは複数の構成ラインの追加/削除、価格および割引の変更などの変更は、一時的な変更に分類されます。
  • 物価スライド: 消費者物価指数の変更に基づいて契約価格を変更できます。
  • 物価スライドで更新: 物価スライドと更新を同時に行います。
サービス決定履歴
全サービスオーダおよび解決済コールの履歴。このデータには、サービスオーダ活動またはコールの設備、問題、および解決策の詳細が含まれています。
サービス従業員
サービス部署に勤務する人
サービス従業員別スキル
個々のサービス従業員の専門知識。このデータを使用してサービスオーダとサービス従業員がマッチングされます。
サービス組織
生産手段または設置をメンテナンスする会社の一部、または独立した事業会社
サービス品目
シリアル番号付品目およびサービス契約条件を定義するときに、リポジトリとして機能する製品

サービスでは、品目は品目コードによって指定されます。品目コードを用いることで、購買および在庫管理に対する LN 機能を使用することができます。サービスおよびメンテナンスアプリケーションでは、処理の過程で品目がなり得る各種の状況を別個に識別する必要があります。たとえば、欠陥品目と修理品目を識別できる必要があります。

サービス品目グループ
サービスで使用される、共通の特徴を持ったサービス品目のグループ

サービス品目グループを使用して、品目グループの材料費条件を定義することができます。材料費条件は、サービス契約テンプレート、サービス契約見積、サービスオーダ見積、および保証に使用されます。

サービス品目データ
サービス品目に関する情報
サービス不可品目
使用する前に検査を必要とする品目
サービス部署
作業オーダの実行を担当する部署
サービス部署
同じ能力を持つ 1 人または複数の人や、1 台または複数の機械から成る部署。サービスおよびメンテナンス計画用の 1 つの単位と見なすことができます。
サービス部品表
サービス (親) 品目の構成要素に関する情報を示す部品表。サービス部品表構造は、製造部品表構造と比較することができます。サービス部品表構造は、いわゆる親子関係によって成り立ちます。サービス部品表には通常、サービス活動を実行できる品目が示されます。
サポートエンジニア
ヘルプデスク活動の実行を担当する、訓練を受けた技術者
ジョブシート
Infor Mobile Service で、サービスエンジニア用に準備されたサービスオーダ活動のリスト
ジョブ見積
一連のメンテナンス活動を実行するために取引先に提出する提案書
シリアル番号
品目コードまたは製造元部品番号と組み合わせる番号。構成要素、品目、機械、または設備を一意に識別します。

このシリアル番号は通常、品目に取り付けられた識別プレートに、製造元部品番号やその他の識別データと合わせて示されています。

シリアル番号付品目
品目コード (製造元部品番号) と連番の組合せで固有に識別した品目
シリアル番号付品目グループ
類似の機能を持つシリアル番号付品目のグループ
シリアル番号付品目関係
フィジカルブレイクダウンにおけるシリアル番号付品目の位置を、親子関係で示したもの。フィジカルブレイクダウン内ではシリアル番号付品目は、子品目より上、親品目より下に位置します。

構造内では、子品目は 1 つの親品目しか持つことができないのに対して、親品目は複数の子品目を持つことができます。

シリアル番号付品目範囲
特定のシリアル番号付品目に定義されている 1 つまたは複数のシリアル番号
シリアル番号付品目範囲グループ
異なるシリアル番号を含む一定範囲の品目に、活動および文書をリンクするために使用できるグループ
シリアル番号付品目優先順位
シリアル番号付品目に生じた問題の緊急度を示すインジケータ
シリアル番号付品目優先順位係数
シリアル番号付品目優先順位を 100 で割った値
シリアル番号付品目利用性
シリアル番号付品目をサービスまたはメンテナンスに利用できる時間を示します。
シングルレベルブレイクダウン
親品目に直接使用される構成要素の表示。シングルレベルブレイクダウンには、1 レベル下の関係のみが表示されます。
スキル
活動を実行するために従業員が有している必要のある特定の専門知識または専門技能。たとえば、電気や特定機器の知識などです。
スキル係数
サービス従業員の生産性を示すもの。情報提供のみを目的とします。
スキル状況
スキルが必須であるか、要求される場合に、スキル状況を示します。
スケジューリング
メンテナンス活動の実行順序を決定すること
スラックタイム
活動の最早開始時間と計画開始時間、および活動の最遅終了時間と計画終了時間の間の時間。スラックタイムは、計画者が故意に導入するものであり、単一の活動の遅延が後続の活動に影響し、その結果計画全体が妨げられるという危険を減らします。
その他
ヘルプデスク、内部問題、外部問題、内部メンテナンス、外部メンテナンス、デポ修理、クレーム処理のどのサービスタイプにも適用されない、すべてのサービス活動
ゾーンクラス
サービス組織の本部を中心とした顧客の構成の集合

ゾーンクラス内では、特定の日付から有効になる旅費に、販売単価 (呼出料ともいう) を定義できます。ゾーンクラスは、距離の上限を使用して指定されており、各構成に割り当てることができます。

ダウン時間
品目または製品を顧客が使用できない時間。この値は、稼働時間契約を含むサービス契約で使用します。
ダウン時間の比率
活動期間において、品目に対する活動が実行されるときにその品目が操作不可能になる期間の割合。ダウン時間の比率を内部メンテナンスに使用して、ワークセンタの能力を決定することができます。活動期間の割合に応じて、ワークセンタの能力が減少します。
タスク
サービス従業員が実行する作業タイプの明細。タスクを使用して、活動の実行に必要な労務を指定できます。特定の労務単価をタスクにリンクできます。
チェックリスト
サービス活動の実行中にサービスエンジニアが注意する必要のある項目のリスト。1 つの参照活動に複数のチェックを定義できるよう、チェックリストを使用して特定のチェックをグループにまとめます。サービスオーダに関連する文書を出力するときは、チェックから想定される回答に応じたスペースが設けられます。
チェックリストによるチェック
チェックリストに定義する特定のチェックの数。サービスエンジニアがサービス活動を実行するときに、必ずそのチェックリストに示されたチェックを実行して入力するように、チェックリストを参照活動にリンクすることができます。
デフォルト品目データ
ある範囲の品目について同一の品目データ
デポ修理
修理店で実行される修理
フィールド変更オーダ (FCO)
品目を回収して修正、修理、または置換するためのオーダ (不良品回収など)。このオーダは、単一または複数の顧客に適用できます。またこのオーダは、マーケティング、販売、製造によって作成される場合があります。
フィールド変更オーダオブジェクトライン
フィールド変更オーダラインには、フィールド変更オーダ (FCO) によって修正する必要があるシリアル番号付品目と、その品目を所有する販売先取引先が指定されます。FCO 用のサービスオーダが作成されている場合、そのサービスオーダの番号が FCO ラインに表示されます。
フィジカルブレイクダウン
構成要素である品目の親子関係によって定義された、シリアル番号付品目の構成と構造。フィジカルブレイクダウンは、マルチレベル構造またはシングルレベル構造で表示することができます。
フォローアップ
メンテナンストリガに基づいて必要となるフォローアップ活動。メンテナンストリガに基づいて、通知に関して次の決定を行うことができます。
  • 何もしない
  • 計画活動の作成
  • 作業オーダの作成
  • サービスオーダおよび活動の作成
  • 既存の作業オーダへのリンク
  • 既存のサービスオーダへのリンク
フォローアップオーダ
別のオーダによってトリガされるオーダ
フォローアップ活動
検査測定の計測値が標準値に適合しない場合に遂行しなければならない活動
プロジェクトブレイクダウン構造
プロジェクトで定義された、料金 (要素) ブレイクダウン構造または要素構造
ブロック理由
コールまたはオーダを (一時的に) 処理できない理由

コールまたはオーダは、次に示す 1 つまたは複数の理由によってブロックされる場合があります。

  • 請求先取引先の与信限度を超えている
  • 与信再審査期間を超えている
  • 請求先取引先で請求書の期日を過ぎている
  • 請求先取引先の状況が不確実である
ヘッダデータ
サービス契約、サービス契約見積、サービスオーダ、またはサービスオーダ見積に関する一般情報。ヘッダデータは、記述、取引先、財務、請求、および継続期間のデータで構成することができます。
ヘルプデスク
顧客の質問と問題を解決するメンテナンスエンジニアが所属するダイレクトサポートセンタ
マスタ工順
実行可能な一連の作業。作業をマスタ工順に追加する際の基準となる参照活動は、品目、機能要素、サービス部署など同一の特徴を持つ必要があります。

エンジンに実行可能なすべての検査、テスト、クリーニング活動、組立活動、分解活動、および修理活動

マルチレベルのブレイクダウン
すべてのレベルにおける構成要素のリスト
メンテナンス
品目を使用可能な状況に復元するために必要なアクション。これには、検査、修正、修理、オーバーホール、サービスが含まれます。
メンテナンスイベント
明確に時間で区別できる、上位総計レベルのメンテナンス活動の集まり
メンテナンスオーダ
メンテナンス活動のスケジュール
メンテナンスシナリオのルールブック
メンテナンス計画の生成時に使用する必要のあるメンテナンスシナリオを定義するルールが含まれたブック
メンテナンストリガ
品目に実行する必要のあるメンテナンスのトリガ。これが計測にリンクされます。メンテナンスがトリガされると、メンテナンス通知が生成されます。
メンテナンストリガセット
計測中にメンテナンス通知のトリガに使用する、メンテナンストリガのセット
メンテナンスプログラム
規定および承認された、定期メンテナンス活動のリスト
メンテナンス可能数量
作業オーダに基づいて修理する必要のある、メンテナンス可能な品目または部品の数
メンテナンス活動
実行されるすべてのメンテナンスの基礎を成す、最小単位の作業
メンテナンス契約
メンテナンス会社と顧客の間の長期契約を登録するために使用する文書。このような文書は、構成に対して実行されるメンテナンス活動の概要を示します。また、契約は合意価格および割引に適用されます。
メンテナンス計画
長期の予防メンテナンスを目的として、シリアル番号付品目および設置グループに関して計画された活動のリスト
メンテナンス済数量
作業オーダ処理の 1 つまたはすべてのステップが正常に行われた、メンテナンス済の品目または部品の数
メンテナンス通知
計測および関連するメンテナンストリガに基づいて生成される通知
メンテナンス販売オーダ
顧客所有の構成要素と製品のメンテナンス、および予備部品のロジスティック処理を計画、実行、および管理するために使用するオーダ
メンテナンス販売オーダライン
メンテナンス、貸付、置換、納入、または受領する必要のある品目の全詳細を保存するライン
メンテナンス文書
サービス不可品目をサービス可能な状況に復元するために必要な文書

たとえば、構成要素メンテナンスマニュアル (CMM) またはオーバーホールマニュアル (OM/OHM) があります。

ユーザのデフォルト (サービス)
ユーザが記録するデフォルトデータ。このデータは、サービスオーダと契約見積の作成、サービスオーダ、見積を含む契約、およびオーダラインに実質的に影響を与えます。ユーザのデフォルトによって、オーダ入力の方法、オーダ入力時のデフォルト値、オーダ入力後の承認の程度などが決定します。
ライフサイクル
品目の経済的寿命
レポート時間
コールを受け、登録した日時
レポート問題
取引先から最初にレポートされた問題
ロケーション
メンテナンス工場、サービス部署、またはワークセンタで、部品を一時的に保管する、物理的に認識できるエリア。入庫処理と出庫処理は、LN に登録されません。
ワークセンタ
作業オーダの実行を担当するサービス部署の副部署
ワークロード
計画活動、サービスオーダ、および想定外ワークロードの合計ワークロード
位置
計測を実行するポイント

タイヤの溝の計測で、左前/右前などを指定します。

一括メンテナンス計画
高いレベルの活動総計での長期的なメンテナンス計画
一時的な変更
品目の追加または削除、あるいは適用範囲条件や原価条件の追加、削除、または変更によって生じるサービス契約変更のタイプ
応答時間
コールセンタが顧客のコールに応答しなければならない時間
応答時間
コールセンタが顧客のコールに応答しなければならない時間
価格設定方法
販売オーダ価格の決定方法を示す方法
価格設定方法
契約価格の決定方法を示す方法

次の価格設定方法が使用できます。

  • 構成の販売価額
  • 予算サービス原価
  • 設置グループ/品目価格設定
課税国
付加価値税 (VAT) を支払う、または報告する必要がある国。課税国は、サービスまたは商品を納入する国と異なる場合があります。
解決開始時間
サポートエンジニアがコールの解決を開始しなければならない時間
解決策
オーダの分析を可能にする、コールとサービスオーダのコード
解決時間
コールの登録から問題を解決しなければならない時間まで経過してもよい、合意済の最大時間
解決終了時間
サポートエンジニアがコールの解決を終了しなければならない時間
回答
コールの診断を試みるサポート担当者が尋ねた質問に対する顧客の返事。後続の着信コールを診断するために、回答リストを作成することができます。想定問題と想定解決策を見つけられるように、診断ツリーに移動して、質問と対応する回答を構造化することができます。
開始作業オーダ
現在の作業オーダの派生元である作業オーダ
開始日
条件が有効になる日付。契約状況が 「フリー」 から 「有効」 に代わると、この日付が表示されます。
注意
  • この条件に複数のフェーズが存在する場合は、最初のフェーズの開始日が表示されます。
  • 保証が契約上の品目または構成のいずれかにリンクされている場合、この日付は設置日当日またはそれ以降になります。
外注
作業の一部または全部をサードパーティが実行するようにするための手配
外注契約
サービス組織と外注先が交わす契約
外注先
サードパーティのサービスプロバイダ。外注先は、サービスの購買元である取引先と見なされるので、購買元取引先と呼ばれます。
外部サービスオーダ文書
外部サービスオーダ文書には、通知シート、アポイントメントシート、および修正レポートが含まれます。
外部の問題
顧客のサイトでサービスエンジニアが行う、品目に対する修正メンテナンス
外部メンテナンス
顧客のサイトでサービスエンジニアが行う品目の予防メンテナンス (PM) 活動。この活動は、契約に定義されます。
確率分析法
既知の問題を解決する、指定の解決方法の確率を計算する診断ツール。完了したサービスオーダおよび解決済のコールから回収されたデータを使用して、確率を計算します。
割当
フィールドエンジニアが呼出可能かどうかを計画者または発送者に通知する、フィールドエンジニアが入力する短いメッセージ
割当コール
実行されたが、サービスオーダ管理で会計上承認されていないサービス活動についてのコール数
割当コール単位
実行されたが、サービスオーダ管理で会計上承認されていないサービス活動についてのコール単位数
割当の割引
サービスオーダ管理で会計上承認されていないサービス活動から派生する割引の合計で、単位は自国通貨です。
割当距離
実行されたが、サービスオーダ管理で会計上承認されていない訪問回数
割当原価
サービスオーダ管理で会計上承認されていないサービス活動にともなう費用の合計で、単位は自国通貨です。
  • サービスオーダ
  • 旅費
割当時間
サービスオーダ管理で会計上承認されていないサービス活動に費やされた時間
割当数量
サービスオーダ管理で会計上承認されていないサービス活動に使用された材料の数量
割当販売額
サービスオーダ管理で会計上承認されていないサービス活動にともなう販売額の合計で、単位は自国通貨です。
  • サービスオーダ
  • 旅費
割当訪問回数
サービス活動に対して実行されたが、サービスオーダ管理で会計上承認されていない訪問回数
活動グループ
共通の機能に基づいて参照活動または計画活動をグループ化するために作成する、ユーザ定義のカテゴリ

組立活動のグループ

活動セット
サービスオーダ活動、作業オーダ活動、または計画活動のグループ
完成状態構造
シリアル番号を含む、実際に組み立てられた製品の構造
関連回答
診断ツリー内で別の問題に関連付けられている、現在の問題に関係する回答
機能ブレイクダウン
構成の機能に関する構成要素、要素、およびシリアル番号付品目のマルチレベルまたはシングルレベルの表示
機能故障
構成または構成の一部がその機能に適合しません。
機能要素
同じ機能を持つ交換可能な品目のグループ。機能要素は、品目ブレイクダウン、フィジカルブレイクダウン、および参照活動で使用できます。

構成に対するメンテナンス活動を定義するときに、機能要素を指定することができます。このように、活動をその機能要素の範囲となるすべての品目に適用し、同様の品目に何度も同じ参照活動が行われないようにします。

許容期間
参照活動を計画したときに、その期間を増大させるために、許容期間を使用することができます。
距離ゾーン
距離ゾーンを利用して、旅費を指定することができます。距離ゾーンは、いくつかのゾーンクラスに分けることができます。
緊急
迅速なアクションを必要とし、フィールドサービスエンジニアに通知するサービスオーダを生成する対象となるコール
空のサービスオーダシート
サービスエンジニアがサービスオーダ、サービスオーダ活動、サービスオーダがまだ作成されていない場合の所要量を登録する際に使用する文書。空のサービスオーダシートを LN に記帳して、後で正式なサービスオーダとして使用することができます。

この空のシートは、たとえば、24 時間サービスの夜勤中に、サービスエンジニアが顧客から障害の報告を直接受けたときに使用できます。その場合、サービスエンジニアが即時にコールを解決し、翌日 (翌営業日) 事務員が関連サービスオーダ (活動) を LN に入力します。

空間ブレイクダウン
ロケーションまたはゾーンによってグループ化される構成要素のリスト。空間ブレイクダウンは、空間要素とシリアル番号付品目で構成されます。
空間資源
高さ、フロア面積など、メンテナンス活動の承認と実行の制約となり得る条件に対して、使用可能なスペース
空間資源タイプ
空間資源をグループ化するために使用する分類

例: 空間資源タイプ作業。テスト活動を行うすべての部屋

空間要素
空間ブレイクダウンの構成要素
傾向
数字計測の傾向を計算するために必要な情報
契約タイプ
類似性や共通の特徴に基づいて契約を分類する方法

各契約タイプは、3 文字までの英数字コードで識別されます。

契約テンプレート
契約条件の標準セット。テンプレートを、契約見積およびサービス契約の基盤として使用することができます。
契約テンプレートヘッダ
契約テンプレートヘッダには、契約テンプレート (tsctm0150m000) セッションにおいて入力されたすべてのデータが含まれています。
契約割引方法
保証のサービスまたは条件が品目についての契約のサービスと重複している場合、契約価格の割引を行うことができます。割引方法により、品目に対する保証の有効期間内に契約の割引率を定義します。この定義により、顧客に請求書が送付されない初回保証期間を含めることが可能になります。また、1 回限りの割引を顧客と契約した場合など、保証とは別の割引方法を使用することができます。
契約期間
契約を実行する期間。契約期間は、「2」 と 「月」 など、数値と期間単位を組み合わせて定義します。
契約見積
取引先に提供する、サービス契約供給の見積
契約見積ヘッダ
契約見積ヘッダには、契約見積 (tsctm2100m000) セッションにおいて入力されたすべてのデータが含まれています。
契約見積書
契約見積書の出力 (tsctm2400m000) セッションで出力された文書

次の 2 つのタイプを出力することができます。

  • 外部文書
  • 内部文書

外部文書

このタイプの文書は、取引先に送付しなければならない実際文書として出力されます。見積の状況が 「出力済」 に変わります。この時点で、詳細が固定され、見積の条件を変更できなくなります。

内部文書

このタイプの文書は、取引先に送付する必要のある実際文書の内部使用用コピーとして出力されます。見積の状況は変更されません。

  • 見積を別途会計的に承認してから、最終文書として出力することができます。
  • 審査の後でも、見積詳細を変更することができます。
契約更新
新しい継続期間により発生したサービス契約への変更
契約適用範囲
サービスオーダ原価にどのように契約を適用するかを示す方法
契約分割払
契約収益 (分割払額) および予測契約原価が配分される期間。契約分割払は年および契約別に定義されます。
契約履歴
特定の契約について保存されている情報
契約連番
適用範囲条件の原価条件を識別するために使用する番号。デフォルトのステップサイズは 10 です。
計画活動
計画活動を使用して、シリアル番号付品目または設置グループに対する予防メンテナンスを実行する必要がある一定の時点。サービスメンテナンス計画は、長期のサービス活動の需要を示すものであり、サービスオーダ作業手順での入力として使用できます。
計画活動別その他所要量
品目に対して活動を実行するためのその他すべての所要量 (工具、移動、外注など)
計画活動別資材所要量
特定の品目またはシリアル番号付品目を実行するために必要な材料。このデータは、新規品目の補充オーダに使用することができます。
計画活動別労務所要量
品目に対する活動の実行に必要なタスクまたはサービス従業員、またはその両方
計測
数量の計測と特徴の計測から成る標準計測。特定のシチュエーションにおける、数量の測定に依存する一定の品目の値を決定すること
計測
行われる実際の計測
計測タイプ
特定の状況において、品目の変数値 (計測数量) を決定するために使用する特定の計測。例: タイヤトレッドの深さ。
計測タイプ
実行する必要のある計測の種類。例: 溝、酸性度、走行距離の測定。
計測単位
計測を表すために使用する単位。この単位は、ユーザ定義にすることも、共通情報の単位リストから選択することもできます。
計測単位
計測の単位

キロメートル、時間、ミリメートルなど

欠陥修理
同じ品目に関して前に解決した問題についての、同じ顧客からのコール
検査
構成 (またはその一部) や処理の条件および状況を判断するために実行する特定の活動。検査活動は、文書に指定される検査標準を基準にすることができます。検査活動および検査間隔は、メンテナンスプログラムで指定されます。
検査
行われる実際の検査
検査テンプレート
検査時に品目に対して実行しなければならない一連の計測。検査テンプレートには、参照活動をトリガする標準値が含まれます。検査を行ったときに、従属変数に定義された標準値が超過していた場合には、1 つまたは複数の参照活動を実行する必要があります。
検査レポート
検査を実行する必要がある場合に、品目の計測値を登録するために使用できるレポート
検索エンジン
販売先取引先のコード/名称/住所/郵便番号、(サービス) 部署、サービスエリア、担当エンジニアなどの検索基準に基づいて、構成を検索するプログラム
検索引数
検索時に役立つ、記述の代替フォーム。完全な記述に代わる検索キーは通常、略語、頭字語、またはニーモニックです。
見積状況
契約見積の段階

フリー: 見積は作成中であり、必要に応じて修正できます。

出力済: 見積は完成しており、取引先に送信できる状態になっています。見積を受け取り次第、取引先はその見積を承認、拒否、または修正依頼することができます。

承認済 (契約): 見積が取引先によって承認されており、サービス契約として処理できる状態になっています。

処理済: 見積が契約として処理されたので、履歴に転記できる状態になっています。

取消: 見積が取引先によって取り消されたので、履歴に転記できる状態になっています。

見積履歴
特定の見積の情報
原価タイプ
原価タイプの登録に使用する分類。原価タイプによって、原価のソースをより詳しく表示することができます。
原価ライン
材料、労務、またはその他の活動の実行に必要なものの原価を示す、見積または実際原価ライン
原価条件
適用範囲条件の詳細な明細
原価表示通貨
標準原価を表す通貨単位
呼出
電話番号をダイヤルしメッセージを入力することによって、短いメッセージを送信するメッセージシステム。ポケットベルや、他の呼出可能なデバイスを使用して受け取るメッセージは、数字コードの場合とテキストメッセージの場合があります。サービスでは、呼出を使用して、実行するサービスオーダをフィールドサービスエンジニアに通知します。
呼出料
サービスエンジニアがサービスまたはメンテナンスを実行するために設置グループのロケーションを訪れたときに、販売先取引先 (顧客) が支払う必要のある手数料
呼出料
距離原価とエンジニアの原価の組合せ。呼出料が定義されている場合、この別個の原価の代わりに呼出料が使用され、移動販売額がこの料金に等しくなります。
故障の間隔
定義された計測単位に対して、修理可能製品の障害が発生する平均時間間隔。例: 操作時間、周期、キロメータ、マイル
頭字語: MTBF
故障解析
故障解析は、確認済の故障に関連する最新の履歴データの収集として定義され、このデータを使用してこれまでに発生した故障を理解します。
顧客優先順位
顧客の優先順位を示す英数字のコード
交通費明細タイプ
交通費ラインが距離、時間、合計、または呼出料で指定されているかどうかを示します。
効率
活動またはタスクの実行に必要なサービス従業員の数。効率に基づいて、参照活動の継続期間を計算できます。
工具メンテナンス
工具に対して行われるメンテナンス活動
工順オプション
マスタ工順のサブセット。事前に定義された、実行可能な一連の作業。各作業は、固有の連番によって識別されます。
工場メンテナンス
メンテナンス部署で行うメンテナンス
構成
サービスおよびメンテナンス活動を実行できる、一連のシリアル番号付品目の識別番号
構成
同じロケーションまたは顧客を共有する、品目の設置グループ

たとえば、1 つの構成は、特定の顧客向けに管理されたすべての品目から成る場合も、同じロケーション内のすべての品目から成る場合もあります。

品目を構成に集めることで、複数の品目をまとめてメンテナンスすることができます。

構成タイプ
構成のタイプ
構成バージョン
構成構造の現在の状況。これは履歴目的に役立ちます。有効な契約が適用される特定の構成内での構造変更は、新しい構成バージョンで行われます。

構成要素レベル (品目) 上の変更に対しては、新しい構成バージョンは生成されません。

構成活動トリガ
設置に関する参照活動を実行する必要のある時点を示すインジケータ
構成構造
設置グループ内の品目間の関係
合計距離
構成が設置されているサイトへの往復距離に、必要な訪問回数を掛けた値
合計金額
指示されたサービスタイプまたは条件タイプに関連付けられている、すべての適用範囲条件の販売額の合計
最高額
原価に契約、見積、オーダ、または保証を適用できる、合意済の最高限度額
最上位作業オーダ
現在の作業オーダの開始作業オーダが派生した一番初めの作業オーダ
材料管理
工場メンテナンス環境におけるサービス可能構成要素とサービス不可構成要素の管理フロー
作業
マスタ工順におけるステップ。作業は、参照活動に基づき、固有の連番で識別されます。
作業オーダ
品目に対するメンテナンス工場または修理工場でのすべてのメンテナンスを計画、実行、および管理するために使用するオーダ。作業オーダは、少なくとも 1 つの作業オーダヘッダで構成され、修理可能なサービス品目に対して実行する必要のある複数の活動を含むことができます。
作業オーダ文書
活動、チェックリスト、計測、材料、工具、外注、およびその他の原価を含むことのできる文書
作業スケジュール
作業およびメンテナンスの目的で、構成の使用を指定する方法
参照 A
販売先取引先が購買オーダを識別するときの基準とする参照。この参照は、サービス契約または見積に出力されます。
参照 B
外注先が外注契約を識別するときに基準とする参照
参照活動
メンテナンスの実行に必要な作業の最小単位
参照活動
シリアル番号付品目や設置グループに計画されたグループ活動または単一活動 (指令)。
参照活動グループ
類似の特徴を持つ参照活動のグループ。たとえば、クリーニング参照活動グループや検査参照活動グループなどがあります。
参照活動構造
順次的および階層的関係と従属関係上でリンクされた一連の参照活動
参照活動条件
参照活動の実行に必要な品目の段取
参照活動制約
一部の制約を有効または無効にするために実行する必要のある活動
参照活動別その他所要量
活動の実行に必要なその他すべての所要量

次の所要量が事前定義されています。

  • 工具
  • 移動
  • 外注
  • ヘルプデスク
  • その他
参照活動別労務所要量
品目に対する活動を実行するために必要なタスク。労務所要量は、(人的資源に対する) 労務の使用可能能力を計画するために使用します。また、見積の参照として使用することもできます。
参照品目
既存のカスタマイズ品目または現在製造されていない標準品目と同じ仕様の品目。参照品目は、カスタマイズ品目を作成する際の基準となる品目です。
残存分析
構成要素の破棄を最初に決定した後で、その構成要素の修理を実行できるかどうかを判断するために実行する活動。高い安全レベルを必要とする構成の残存分析は、経済価値しかない構成の場合と異なります。
仕掛品
サービスでは、実行される作業量は、次の状況でサービスセンタごとに示されます。割当済状況のコール数や、計画済状況および発行済状況のサービスオーダ。
頭字語: WIP
仕損
オリジナル明細になく、修理不可能な構成要素
使用クラス
使用クラスにより、環境係数または使用頻度に基づいて設置グループ、構成、または (シリアル番号付) 品目の使用が分類されます。

使用クラスを使うと、使用に基づいて設置グループ、構成、または (シリアル番号付) 品目に必要なメンテナンスを予測できます。

トラックの使用クラスは国内の場合と国際の場合があります。国内使用の必須メンテナンスが国際使用と異なるのは、たとえば次の点です。

  • キロメータ数の違い
  • 気候の違い
使用傾向
独立計測単位 (独立変数) の値に対する従属計測単位 (従属変数) の傾向に基づいた、品目の使用制限
子オブジェクト
子オブジェクトは親オブジェクトに属し、オブジェクト関係を通じてこの親オブジェクトにリンクされています。
資源
サービスオーダを実行するサービスエンジニア、または計画活動や作業オーダを担当する部署
資源所要量
参照活動に必要な資源。資源所要量を指定するには、材料労務工具外注、またはその他のいずれかの資源タイプを使用します。
失効日
文脈によって、失効日は契約見積の最終有効日となります。見積のデフォルト失効日は、サービスオーダパラメータ (tssoc0100m000) セッションで設定されているとおり、見積日 + 見積の有効期間 [日数]、すなわち、サービス契約の最終有効日となります。この日付を過ぎると、見積は失効します。つまり、この日付は、見積または契約のテンプレートを使用できる最後の日となります。失効日は、失効時間を含むことが多いです。
失効日
状況により、契約見積が有効である最終日、またはサービス契約が有効である最終日。この日付を過ぎると失効します。
質問
サポートエンジニアが、コールセンタに電話をしてきた顧客に尋ねることができる質問
実行開始時間
サポートエンジニアがコールに対する作業を開始する予定の時刻
実行終了時間
サポートエンジニアがコールに対する作業を終了する予定の時刻
実際の解決策
サービスまたはサポートエンジニアが決定したとおりの、実際の問題を解決した最終的な解決策
実際の問題
サービスまたはサポートエンジニアが決定したとおりの実際の問題
取引先 ID
品目の製造シリアル番号の代替として、品目の所有者が指定し使用するシリアル番号
取引先優先順位係数
取引先優先順位を 100 で割った値
収益
通常金額で計測される、受け取った量または利益となった量
修正
構成の運用上、または構成の一部で実行される活動
修正メンテナンス
既知、または疑わしい障害や欠陥を修正することによって、品目を使用可能な状態に復元するために実行するメンテナンス
修正レポート
特定の品目に対して修理が実行された場合に、サービスオーダの結果を取引先に通知するレポート。この書面のテンプレートは、SOC パラメータで定義することができます。活動ごとに、付録 (標準レイアウト) が出力されます。この付録は、取引先の使用言語で出力されます。
修正指示
構成に対する技術上または運用上の改善要件を指定する文書。これらの要件は、一部のメンテナンス活動に影響する場合があります。
修理
構成要素を再びサービス可能にすること
修理可能品目
サービス可能な状況に経済的に復元することができ、交換可能な部品で構成できる品目
修理保証
製品に対して先立って行われた修理が満足のいくものでないか、または適切でない場合、製品の修理代金を無料にするという、サービスプロバイダの保証
終了警告期間
契約が終了していることをサービス組織に警告する日数。失効するサービス契約を出力するときに、失効日が使用されます。
終了日
条件が有効である最終日。契約状況が 「フリー」 から 「有効」 に代わると、この日付が表示されます。
注意
  • この条件に複数のフェーズが存在する場合は、最後のフェーズの終了日が表示されます。
  • 保証が契約上の品目または構成のいずれかにリンクされている場合、この日付は開始日に保証期間を加えた日付になります。
従属標準値
従属標準値によって、構成の品目のメンテナンスがどの時点で必要かが決定されます。
  • 予定通知済検査 (PI) の場合: 計測値が標準値に合致しない場合は、メンテナンス活動が必要になります。必要なメンテナンスまたはフォローアップ活動を実行するためのサービスオーダを、即座に計画することができます。
  • カウンタ値 (CV) の場合: 標準値に到達した時点で、メンテナンスを実行する必要があります。

例 (CV): 自動車が 20,000 km ごとに検査を受けなければならない場合、最初の標準値は 20,000 km、2 番目の標準値は 40,000 km と続きます。

従属変数
計測の単位。標準値 (および開始値) と組み合わせて、メンテナンス活動を実行しなければならない時点を決定します。
循環品目
需要や、構成要素がサービス可能かどうかによって、構成、メンテナンス工場、および倉庫の間を循環する構成要素
所要コール
サービスオーダ管理で会計上承認されたサービス要求に要したコール数
所要コール単位
サービスオーダ管理で会計上承認されたサポート活動に要したコール数
所要割引
サービスオーダ管理で会計上承認されたサービス活動から派生する割引の合計で、単位は自国通貨です。
所要距離
サービスオーダ管理で会計上承認されたサービス活動によって適用対象となる、現在の距離の合計
所要原価
サービスオーダ管理で会計上承認されたサービス活動にともなう費用の合計で、単位は自国通貨です。
  • サービスオーダ
  • 旅費
所要時間
サービスオーダ管理で会計上承認されたサービス活動に関する所要時間
所要数量
サービスオーダ管理で会計上承認されたサービス活動によって使用される、現在の材料の数量合計
所要能力
サービスエンジニアの合計利用可能能力
所要販売額
サービスオーダ管理で会計上承認されたサービス活動にともなう販売総額の合計で、単位は契約ヘッダで選択した通貨です。
  • サービスオーダ
  • ヘルプデスクコール
所要訪問回数
サービスオーダ管理で会計上承認されたサービス活動において行われた、現在の訪問回数
所要量
参照または計画活動に対して、材料、労務、およびその他所要量を定義することができます。
所要量ライン
活動の実行に必要な資源を指定するライン。所要量ラインでは、材料、工具、およびその他所要量を比較することができます。
承認シート
実行予定のサービスオーダに関する書面。取引先への通知に使用します。この目的のため、ユーザ従属レイアウト (テンプレート) をサービスオーダパラメータ (tssoc0100m000) セッションで定義することができます。
消耗品
品目のサービスまたはメンテナンスで使用する材料。これらの材料は、フィジカルブレイクダウンまたは品目ブレイクダウンには表示されません。例: 潤滑剤
詳細なメンテナンス計画
活動総計関係に含まれる最下位レベルの活動の計画
条件
メンテナンスのタイプに関連する一連の契約条件、見積条件または保証条件

適用範囲タイプおよび条件タイプごとに、条件および価格合意が適用範囲条件に保存されます。これらは、さらに原価条件に指定することができます。

すべての条件が次のものに関連します。

  • 長い周期のメンテナンス
  • ヘルプデスクサポート
  • フィールド問題の解決
条件タイプ
原価のグループ分けに使用される分類。条件タイプによって、原価のソースをより詳しく表示することができます。

サービスの契約管理モジュールでは、以下の条件タイプを区別します。

  • 材料
  • 労務
  • 工具
  • 移動
  • 外注
  • ヘルプデスク
  • 雑費
条件基準の計測タイプ
条件基準の計測タイプで、品目の状態/条件を計測します。例: タイヤの溝、液体の酸性度。条件基準の計測タイプは数字または英数字のいずれかにすることができます。
条件基準メンテナンス
所要計測値が指定の標準値と一致しない場合に実行される予防メンテナンス
頭字語: CBM
信用再審査期間
請求先取引先は、この期間内に請求額を支払う必要があります。この期間は、いわゆる超期日請求書期間として確認することができます。
診断ツリー
顧客の問題に関する質問を、関連回答のリストにマッチングする情報構造。各関連回答に、想定問題、想定解決策、またはフォローアップ質問をリンクすることができます。

診断ツリーでは、次のことが可能です。

  • 迅速なコールの解決
  • 既存の知識の再利用
  • 正確な管理情報の提供。この情報を計画の決定に反映させることができます。
数量の計測
数量の計測は、この変数の単位を識別する計測可能な (フィジカル) 変数です。例: kPa 単位での圧力。数量の計測は、計測の定義に使用できます。

計測排気温間隔は、数量の計測の摂氏温度の値となります。

据置コール
次のいずれかになります: 登録済状況の非ブロックコール。この場合、現在の時間は、登録時間にコールパラメータ (tsclm0100m000) セッションで指定したタイムフェンスを足した時間を過ぎています。割当済状況の非ブロックコール。この場合、現在の時間は、割当済の時間にコールパラメータ (tsclm0100m000) セッションで指定したタイムフェンスを足した時間を過ぎています。
注意

据置コールでは 24 時間カレンダーが使用されます。

据置緊急コールサービスオーダ
サービスオーダパラメータ (tssoc0100m000) セッションで定義されたオーダエスカレーション時間内に、サービスエンジニアが対処しなかった発行済緊急サービスオーダ
制約
ある種の活動を実行するために事前に定義された構成の状況。例: バッテリチェックを実行する必要がある場合の制約は、外部電源を切らなければならないことです。
成功率
見積が受け入れられる可能性を示します。
製品のライフサイクル
品目の寿命

寿命を過ぎると、品目は次のように処理されます。

  • 廃棄して、新しい品目に置換
  • 廃棄物リサイクルに送付
請求間隔
コールの解決の合計所要時間から、顧客に請求できる時間の限度
注意
  • コールの解決の所要時間が、請求間隔に設定された最短時間よりも短い場合、請求は発生しません。
  • コールの解決の所要時間が、請求間隔に設定された最長時間よりも長い場合は、請求間隔の最長時間値のみが請求されます。
税金インジケータ
サービス、賃貸、および販売はそれぞれに課税することができるため、選択した契約タイプに適用する税金処理のタイプ
設置
設置グループに属する (シリアル番号付) 品目のリスト
設置
構成構造内で最高レベルにある品目

品目またはシリアル番号付品目として定義することができる最上位品目。最上位品目は子関係のみを持ち、親関係は持ちません。

設置グループ
同じロケーションで、同じ取引先が所有する一連のシリアル番号付品目。シリアル番号付品目を設置グループに集めることで、まとめてメンテナンスすることができます。
設置グループの利用性
設置グループをサービスまたはメンテナンスに利用できる時間を示します。
設置活動
設置グループを構成するためのメンテナンスプログラムの一部となっている参照活動
組立
組み合わせて、メンテナンスを実行できる単位を形成する構成要素
想定メンテナンス時点
品目にメンテナンスを実行する必要のある時点
想定解決策
サポートエンジニアが決定する、想定問題に対する解決策
想定問題
サポートエンジニアが査定し、分類する問題
総マージン
販売額と標準原価の差異

総マージンがどのように計算されるかは、サービスオーダパラメータ (tssoc0100m000) セッションの総マージン基準フィールドの設定によって異なります。

頭字語: GM
総原価
指示されたサービスタイプまたは条件タイプに関連付けられている、すべての適用範囲条件の原価額の合計
注意

金額は自国通貨で表されます。

属性
グループ計画におけるサービスオーダ、作業オーダ、または計画活動のフィールド。例: 設置グループ
属性値
オーダのフィールド値。例: フロア K1
対処時間
対処時間は、コールが登録された時間から、次の条件の期間を定義します。サービスプロバイダがコールに対処しなければならない期限までの期間、コールの問題の解決を開始しなければならない期限までの期間、および、コールの問題の解決を終了しなければならない期限までの期間。
対象
条件が契約に含まれるか (または適用対象となるか) どうかを示します。条件が含まれない場合は、請求対象とする必要があります。
対象コール
契約または保証が適用されるコール数
対象コール単位
契約または保証の適用対象となるコール単位数
対象時間
契約の対象となる時間
対象時間
サービス活動に費やされた現在の合計時間
対象数量
契約の適用対象となる品目の数量
対象訪問回数
契約または保証の適用対象となる訪問回数
単位原価
自国の通貨で表現される、条件の単位原価
担当区域
オブジェクトをグループ化する基準となる地域
担当区域
オブジェクトをグループ化する基準となる地域
定期メンテナンス
その時点の品目の状態に関わらず、特定の使用期間後に実行される予防メンテナンス
頭字語: UBM
適用範囲
契約に定義された状況に応じた、コールに関連する活動および原価の分類
適用範囲タイプ
保証または契約が適用される作業の範囲、および請求可能な活動の部分を示す財務上の分類
適用範囲フェーズ
適用範囲条件は、時間でフェーズすることも、品目のカウンタ値に従属させることもできます。フェーズごとに、別の適用範囲方法を指定することができます。
適用範囲ライン
負担する原価、請求する金額、および適用可能な契約や保証の適用対象となる金額を保存するライン。ほとんどの適用範囲ラインは、メンテナンス販売オーダ処理を通じて追加されますが、マニュアル入力することもできます。
適用範囲条件
適用範囲条件には、期間と費用負担方法についての契約、およびその契約の費用が登録されます。これは、サービス契約 (見積)、設置グループ、適用範囲タイプ、条件タイプ、連番 (の組合せ) について作成できます。

条件の原価額と販売額も保存されます。

定義された適用範囲条件は、サービス契約期間全体にわたって有効です。カウンタモデルのメインカウンタの時間または値に応じて、これらの条件をフェーズすることも可能です。

適用範囲条件は、いわゆる原価条件によって、より詳細に指定できます。

適用範囲条件番号
これは、サービスタイプ/条件タイプの組合せの一意の連番です。

ステップサイズのデフォルト: 10

注意

必要があれば、デフォルト値を変更することができます。

統計
次の特定の組合せの回数
  • シリアル番号付品目グループ
  • 品目
  • サービス品目グループ
  • コールグループ 1
  • コールグループ 2
  • レポート問題
  • 想定問題
  • 実際の問題
  • 想定解決策
  • 実際の解決策
  • 参照活動

これらの組合せの回数を使用して、問題が解決されています。コールパラメータ (tsclm0100m000) セッションでオンになっているフィールドに基づいて、有効な組合せが形成されます。この統計は、完了したサービスオーダ活動および解決済コールから構築されます。

独立変数
カウンタ値 (CV) の場合、計測タイプの独立変数は時間タイプになります。予測検査 (PI) の場合も、使用を関連付けることができます。

タイヤには 2 つの変数があります。すなわち、キロメートル単位の移動距離と、タイヤの溝の深さです。タイヤで 1 キロメートル移動するごとに、そのタイヤの溝が浅くなっていきます。この場合の独立変数は、タイヤで移動したキロメートル数であり、使用が関連付けられています。従属変数は、タイヤの溝の深さです。

内部メンテナンス
内部製造デバイスに対して行われるメンテナンス活動
内部問題
内部製造デバイスに対して行われる修正メンテナンス
納入タイプ
活動を実行するために必要な材料をどのように納入するか、または、欠陥品目にどのように対処するかを示します。
発効日
その文脈によって、発効日は契約見積が有効になる初日、サービス契約が有効になる初日、または、見積や契約のテンプレートを使用できる初日になります。発効日は、発効時間を含むことが多いです。
費用負担方法
サービスオーダの原価にどのようにサービス契約を適用するかを決定する方法

次の費用負担方法が使用できます。

  • 最高額
  • 適用範囲の割合
  • 割引対象最高額
  • 除外
  • 自己負担
必要な活動
サービスまたはサポートエンジニアが決定したとおりの、コールを解決するために必要なアクション
品目
標準メンテナンス品目
品目ブレイクダウン
標準品目の構成要素のリスト。品目ブレイクダウンは、マルチレベル構造またはシングルレベル構造として表示することができ、フィジカルブレイクダウンの入力として使用することができます。
品目分類
品目のフォーム、適合、および機能による分類
品目別参照活動
特定の品目に対して参照活動を実行する必要がある場合の、メンテナンス明細 (ライン) の記述。また、これらの参照活動を実行するために必要な材料と手段も指定されます。
付加費用/割引
特別な対処時間が要求される場合などに、付加費用を作成することができます。単一の品目ではなく所定の品目が多数要求された場合などに、割引を指定することができます。
注意
  • 付加費用が品目またはオーダに適用されると、その費用がオリジナルの原価に追加されます。
  • 値引が品目またはオーダに適用されると、オリジナルの原価が下がります。
部分組立品
その他の組立品の一部である組立品
物価スライド
ユーザ定義の割合に応じて契約価格を上下させます。
物価スライドで更新
契約変更タイプが物価スライドで更新の場合、同時に契約がスライドおよび更新されます。物価スライドは、価格設定方法に関係なく、すべての構成ラインに適用されます。
分割払テンプレート
請求方法、2 つの分割払の間隔、分割払バリアントおよび必要な分割払の会計期間数を指定したテンプレートが設定されます。このテンプレートは、契約見積およびサービス契約で使用できます。
平均使用係数
構成の平均使用を表す係数
平均修理時間
故障が登録されてから解決するまでの平均時間間隔。たとえば、コールによって故障が登録され、サービスオーダによって解決されます。
頭字語: MTTR
変更オーダ
あらゆる変更を通じて記録、承認、および実行するために使用するオーダ

たとえば、変更オーダはエンジニアの問題や業務プロセスに関連付けることができます。

変更方法
品目の置換、削除、または設置など、品目構造を変更する方法
返品資材権限
顧客からサービスプロバイダへの材料の想定返品
頭字語: RMA
保証
構成要素が保証期間内において合意した明細どおりに機能しない場合に、その構成要素の修理を無料または割引料金で行う保証
保証期間
保証期間。時間単位で表される、保証の有効期間
保証限度
保証条件を制限するには、品目の使用を示す計測数量の特定の標準値にその保証条件を関連付けます (たとえば、自家用車の最初の 5,000 キロメートルについて 80% の保証)。
保証条件
品目を顧客に販売するときの、品目の保証明細。これらの保証明細には、保証が有効な営業期間または営業時間、あるいはサービスコールに対する対処時間を取り入れることができます。
包括的な契約
サードパーティ組織によってサービスが提供される品目について、適用可能な条件を述べた高レベルな契約

包括的な契約が定義されると、品目を外注する組織に詳細が提供されます。包括的な契約は、外注契約の基礎とすることができます。

問題
障害や故障のソースまたは徴候
問題の優先順位
問題の緊急度を示すインジケータ
問題分類
コールは、質問、苦情、または障害に分類できます。
問題優先順位係数
問題優先順位を 100 で割った値
優先エンジニア
活動を実行するために選択されたサービスエンジニア
優先サービス従業員
特定の設置グループまたはシリアル番号付品目をメンテナンスする資格があるサービスエンジニア。この設定によって、設置グループまたはシリアル番号付品目が (可能な場合は) 常に同じサービスエンジニアによってメンテナンスされるようにできます。
優先順位係数
優先順位係数は、コールに割り当てられた優先順位から計算されます。
注意

品目優先順位は、シリアル番号付品目優先順位か、品目が属する設置グループの優先順位のいずれかになります。

有効期間
契約見積が有効な日数
有効在庫
即時に、または将来の特定の日時に顧客に対して約束可能な品目の数量
有効在庫チェック
許容需要に基づいて顧客に約束可能な数量のチェック。有効在庫チェックのおもな目的は、予備部品または品目を一定の数量予約することです。
予算割引
示されているサービスタイプまたは原価タイプに関連付けられた割引の合計

金額は、契約ヘッダで選択した通貨で表されます。

予算原価
品目のサービス中に発生する見積原価。金額は自国通貨で表されます。
予算販売額
この契約におけるサービス提供から想定される販売額

金額は次のとおりです。

  • 契約ヘッダで選択した通貨で表されます。
  • サービス計画および概念モジュールで提供される情報により決定されます。
予測所要量係数
資源が必要になる可能性を測定する係数
予定メンテナンス
適切な活動割当および活動連番と一緒に実行時間が決まっているメンテナンス活動
予防メンテナンス (PM)
誤動作や故障を防ぐために、定期的に実行するメンテナンス活動
予防メンテナンスシナリオ
計画活動の生成に使用できるシナリオ。予防メンテナンスシナリオは次のタイプにすることができます。
  • 時間基準シナリオ - 例: メンテナンスシナリオが 1 年に 12 回発生します。
  • カウンタ基準シナリオ - 例: 10000 km 後にメンテナンスを実行します。
  • 条件基準シナリオ - 例: タイヤの溝が 3 mm 未満になった後
労務タイプ
実行された作業の分類と、その作業が行われた時刻 (通常の作業時間か超過時間のいずれか)。作業の種類と時間タイプに基づいて、LN の従業員管理で実際労務費を計算できるように、労務タイプを使用して付加費用を指定することができます。
労務単価
従業員管理の労務単価コード (tcppl0190m000) セッションに定義された労務単価コード。この労務単価コード内で、販売単価および単位原価が指定できます。

たとえば、次の項目に比較的広範囲の労務単価を割り当てることができます。

  • サービス部署 (サービス部署が実行するすべての作業に関して)
  • 設置グループ (設置グループで実行されるすべての作業に関して)

サービスオーダパラメータ (tssoc0100m000) セッションでは、次の項目に対してデフォルトの労務単価検索パスを設定できます。

  • 見積販売単価
  • 見積単位原価
  • 実際販売単価
  • 実際単位原価