分割払 (tppin4151m000)

セッションの目的:  分割払のスケジュールとそのデータの作成およびメンテナンスを行います。

タブ
  • 一般
    契約データを含む一般的な分割払データを入力します。
  • 支払
    活動またはマイルストーンが終了している場合、または計画請求日が実際請求日と同じ日かそれより前の日付の場合、分割払の生成 (tppin4251m000) セッションを使用すると、トリガ活動またはマイルストーンに関連する分割払を請求対象に設定できます。
  • 追加作業
    追加作業のデータを入力します。これは、進捗請求のみに使用されます。標準作業に関連するポイント、割合、固定額を選択および表示します。
注意

分割払を削除すると、対応する前払の番号も削除されます。

 

一般
契約
契約を識別するコード
記述
コードの記述またはコード名
状況
注意
  • 契約ヘッダの状況が取消である場合、すべてのラインも取消に設定されます。
契約ライン
分割払にリンクされている契約ライン番号
記述
コードの記述またはコード名
状況
注意
  • 契約ラインは、契約が有効に設定されている場合にのみ、有効に設定できます。
  • 契約ヘッダの状況が取消である場合、すべてのラインも取消に設定されます。
プロジェクト
分割払にリンクされているプロジェクトを識別するコード
注意

プロジェクトを指定せずに分割払を作成できます。ただし、分割払を承認する前には、プロジェクトを指定することが必須となります。

契約のコピー (tpctm1200m000) セッションを使用して新しい契約を作成すると、このフィールドの値が消去されます。

記述
コードの記述またはコード名
状況
分割払にリンクされているプロジェクトの現在の状況
契約金額
合計契約ライン金額
通貨
契約ライン金額の通貨
契約金額 (自国通貨)
自国通貨で表した契約金額
販売先取引先
分割払の販売先取引先
名前
コードの記述またはコード名
分割払番号
分割払を識別するコード
記述
コードの記述またはコード名
決済対象前払金額
前払金額を表す通貨
決済対象前払金額
分割払で決済対象となる前払金額。
一般
要素
該当の分割払がリンクしている要素を識別するコード
記述
コードの記述またはコード名
作業権限状況
計画
プロジェクト計画を識別するコード
活動
分割払にリンクされている活動を識別するコード
記述
コードの記述またはコード名
作業権限状況
為替レート
取引通貨から表示されている自国通貨への変換に使用される通貨為替レート
レート係数
表示されている為替レートに属するレート係数
レート
レート換算基準および取引先の為替レートタイプによって定義されるレート
留保の使用
このチェックボックスがオンの場合、今回の分割払に留保を適用できます。分割払を発行するときに、留保としてレコードが入力されます。
留保の割合
分割払に定義されている留保額または保留の割合
注意

契約 (tpctm1100m000) セッションおよび契約ライン (tpctm1110m000) セッションで定義された留保の割合がデフォルト値として使用されます。ただし、この値は変更できます。入力する値は、分割払額を超えてはなりません。

プロジェクトで留保の割合が定義されており、かつそのプロジェクトにリンクされている分割払で留保の使用チェックボックスがオンになっている場合、同プロジェクトの留保の割合がこのフィールドのデフォルト値となります。

請求書割引
分割払請求書に定義されている割引率
注意

デフォルト値として、契約ライン (tpctm1110m000) セッションの値が使用されます。ただし、この値は変更できます。

支払
支払条件
分割払にリンクされている支払条件
記述
コードの記述またはコード名
遅延金利
分割払の延滞金利
記述
コードの記述またはコード名
支払方法
分割払の支払方法
記述
コードの記述またはコード名
標準作業
今回の分割払
今回の分割払のポイント数。契約ライン (tpctm1110m000) セッションで分割払タイプフィールドをポイントに設定した場合に、このフィールドにアクセスできます。

デフォルト

プロジェクト単位の合計ポイント数から前回の分割払のポイントを減算した値

今回の分割払
今回の分割払の割合の合計。契約ライン (tpctm1110m000) セッションで分割払タイプフィールドを割合に設定した場合に、このフィールドにアクセスできます。

デフォルト

100% から前回の分割払合計の割合を減算した値

今回の分割払
現在の分割払の金額

契約ライン (tpctm1110m000) セッションの分割払タイプフィールドで、次の設定に基づいてこの金額が計算されます。

  • ポイント
    金額 = (分割払単位のポイント数 × 契約金額) ÷ プロジェクト単位の合計ポイント数
  • 割合
    金額 = 分割払の割合 × 契約金額
  • 固定額
    金額 = 契約金額 - プロジェクトの分割払の合計
今回の分割払
自国通貨で表した金額。他の自国通貨で金額を表示するには [通貨の変換] をクリックします。
請求の承認
このチェックボックスがオンの場合、 請求への取引の転送 (tppin4200m000) セッションを使用してレコードを請求モジュールに転送できます。
注意

このチェックボックスがオフの場合、かつ、請求書番号フィールドがゼロの場合、以下のフィールドがゼロになります。

  • 請求時点
  • 請求対象の割合
  • 請求対象分割払額
  • 請求対象追加作業の分割払額
ポイント
残りの請求対象のポイント。このフィールドを使用できるのは、このセッションの請求の承認チェックボックスがオンの場合です。

デフォルト

ポイント数フィールドと請求時点フィールドの値の差異

注意

今回の分割払に対するすべてのポイントを請求していない場合に限られます。

請求の承認
残りの請求対象の割合。このフィールドを使用できるのは、請求の承認チェックボックスがオンであり、今回の分割払の請求が完全に終了していない場合です。

デフォルト

[割合] フィールドと [請求対象の割合] フィールドの値の差異

請求の承認
残りの請求対象の分割払額。このフィールドを使用できるのは、請求の承認チェックボックスがオンの場合です。また、分割払の全額を請求していない場合に限られます。

契約ライン (tpctm1110m000) セッションの分割払タイプフィールドで、次の設定に基づいてこの金額が計算されます。

  • ポイント
    金額 = 請求可能ポイント × ポイント数の合計
  • 割合
    金額 = 請求可能な割合 × 契約金額
  • 固定額
    金額 = 分割払額合計 - 請求済分割払額
請求の承認
自国通貨で表した金額。他の自国通貨で金額を表示するには [通貨の変換] をクリックします。
請求済
現在、該当の分割払について請求済のポイント数。このフィールドを使用できるのは、[初期ステージ] フォルダを使用したことがある場合です。
注意

ポイント数を入力するには、契約ライン (tpctm1110m000) セッションで分割払タイプフィールドをポイントに設定する必要があります。

請求済
現在、該当の分割払について請求済の割合。このフィールドを使用できるのは、[初期ステージ] フォルダを使用したことがある場合です。
注意

割合を入力するには、契約ライン (tpctm1110m000) セッションで分割払タイプフィールドを割合に設定する必要があります。

請求済
現在、該当の分割払について請求済の金額
注意

請求額は分割払額より少ない金額である必要があります。

請求済
自国通貨で表した金額。他の自国通貨で金額を表示するには [通貨の変換] をクリックします。
契約の請求合計
現在、該当の分割払について請求済の合計ポイント数
契約の請求合計
現在、該当の分割払について請求済の合計割合
契約の請求合計
プロジェクトに関して現在請求済の合計分割払額
契約の請求合計
自国通貨で表した金額。他の自国通貨で金額を表示するには [通貨の変換] をクリックします。
請求に転送済
このチェックボックスがオンの場合、 請求への取引の転送 (tppin4200m000) セッションを使用して請求モジュールにレコードを転送しています。
最終分割払
このチェックボックスがオンになるのは、契約ライン (tpctm1110m000) セッションで請求方法が進捗請求に設定されているプロジェクトで、請求方法 (tcmcs0155s000) セッションの最終分割払チェックボックスがオンの場合のみです。
クローズ
このチェックボックスがオンの場合、次の条件の下で請求モジュールの分割払請求書を出力および転記できます。
  • 合計請求額が分割払額以上である
  • 契約ライン (tpctm1110m000) セッションの [請求タイプ] フィールドが進捗請求に設定されている
請求書番号
プロジェクトにリンクされている請求対象の財務会社のコードが入力されます。
請求書伝票取引タイプ
取引の手順タイプが入力されます。
注意

請求モジュールは、このフィールドによって請求書を識別します。

請求書伝票番号
請求書の連番が入力されます。
注意
  • 請求モジュールは、このフィールドによって請求書を識別します。
  • 請求書を請求で取り消して再生成するとき、新しく作成された請求書の番号でこの値が更新されます。請求書を取り消す場合、参照、住所、および税金番号などの請求書のデータは修正のみを行えます。
  • 特定の請求ラインの貸方票を作成する場合、請求可能金額も修正できます。
  • 請求書を請求で取り消して再生成するとき、新しく作成された請求書の番号でこの値が更新されます。
  • 請求書を取り消す場合、参照、住所、および税金番号などの請求書のデータを修正できます。また、特定の請求ラインの貸方票を作成する場合、請求可能金額も修正できます。(請求で) 承認されたユーザのみが金額を修正できます。
  • 請求書は、分割払にリンクしないでください。
  • プロジェクトの状況は 「クローズ」 以外でなければなりません。
支払
トリガ
トリガ活動
分割払のトリガとなる活動
状況
分割払のトリガとなる活動の状況
計画請求日
分割払請求書を生成する計画日付。会計分析の表示 (tppss0701m000) セッションおよびアーンドバリュー方法による業績測定 (tppss0702m000) セッションで、この日付が使用されます。
注意

この日付を修正するには、計画済請求日の更新 (tppin4252m000) セッションを使用します。

デフォルトでは、プロジェクト (tppdm6100m000) セッションの管理区分フィールドに基づいて、活動または要素の終了日が入力されます。

実績の日付
プロジェクト関連タスクが納入される日時。請求の請求可能ラインの納期を設定するために使用されます。日付が指定されない場合、現在日付が考慮されます。
原価管理期間
原価管理のために、取引がこの年度のプロジェクト履歴に送信されます。
原価管理期間
原価管理のために、この原価管理期間内のプロジェクト履歴に取引を送信する必要があります。
記述
コードの記述またはコード名
進捗請求期間終了日
進捗請求分割払の作成 (tppin1210m000) セッションに登録した進捗の期限となる日時

関連トピック

テキスト
請求書に追加できる追加テキストを指定します。
請求書にテキストを使用
このチェックボックスがオンの場合、請求書に分割払の追加情報 (テキスト) を使用できます。
税金
税金分類
分割払の税金分類税金分類 (tctax0116m000) セッションで定義します。
記述
コードの記述またはコード名
免税
このチェックボックスがオンの場合、 税金コード免税を表します。
課税国
分割払の課税国
記述
コードの記述またはコード名
自己の税金番号
政府により割り当てられた税金番号
税金コード
前払要求の税金コード国別税金コード (tcmcs0536m000) セッションで定義します。
記述
コードの記述またはコード名
取引先課税国
前払要求の販売先取引先の課税国
記述
コードの記述またはコード名
取引先税金番号
政府が販売先取引先に割り当てた税金番号
免税証明書
分割払に免税が適用される場合の免税証明書番号
注意

免税チェックボックスがオンである場合、免税証明書番号を入力できます。

税金パラメータ (tctax0100m000) セッションで以下のようになっている場合は、このフィールドを表示できます。

  • 免税レベルフィールドが拡張に設定されている
  • 少なくとも 1 つの検索順序レベルが国別免税または国セット別免税に設定されている
免税理由
分割払での免税の適用理由を識別するコード
注意

免税チェックボックスがオンである場合、免税理由を入力できます。

税金パラメータ (tctax0100m000) セッションで以下のようになっている場合は、このフィールドを表示できます。

  • 免税レベルフィールドが拡張に設定されている
  • 少なくとも 1 つの検索順序レベルが国別免税または国セット別免税に設定されている
記述
コードの記述またはコード名
追加作業
記述
該当の分割払に関する追加作業の記述
収益コード
収益を識別するコード
注意

請求モジュールで請求書を処理すると、分割払の収益がプロジェクト履歴の収益コードに送信されます。

記述
コードの記述またはコード名
今回の分割払
今回の分割払における追加作業の合計金額
今回の分割払
自国通貨で表した金額。他の自国通貨で金額を表示するには [通貨の変換] をクリックします。
請求の承認
分割払の追加作業金額を表すために使用される自国通貨
請求済
現在、該当の分割払について請求済の追加作業金額
注意

請求額が分割払額未満の場合は、分割払の初期レベルを入力できます。

請求済
自国通貨で表した金額。他の自国通貨で金額を表示するには [通貨の変換] をクリックします。
請求書番号
プロジェクトにリンクされている請求対象の財務会社のコードが入力されます。
請求書伝票取引タイプ
取引の手順タイプが入力されます。
注意

請求モジュールは、このフィールドによって請求書を識別します。

請求書伝票番号
請求書の連番が入力されます。
注意

請求モジュールは、このフィールドによって請求書を識別します。

請求書を請求で取り消して再生成するとき、新しく作成された請求書の番号でこの値が更新されます。請求書を取り消す場合、参照、住所、および税金番号などの請求書のデータは修正のみを行えます。

マニュアル販売請求書など、特定の請求書ラインについて貸方票を作成する場合は、請求可能金額を修正することもできます。

請求済
現在、該当の分割払について請求済の金額
注意

請求額は分割払額より少ない金額である必要があります。

通貨
販売額を表す自国通貨
ポイント数
プロジェクトの分割払に分配できる合計ポイント数

顧客別契約金額EUR 600,000
ポイント数300
分割払 1100 ポイントEUR 200,000
分割払 275 ポイントEUR 150,000
分割払 375 ポイントEUR 150,000
分割払 450 ポイントEUR 100,000
--EUR 600,000

 

注意: ポイント数を入力するには、契約ライン (tpctm1110m000) セッションで分割払タイプフィールドをポイントに設定する必要があります。

収益コード
分割払に対応する収益を識別するコード。標準収益 (tppdm0515m000) セッションまたはプロジェクト - 収益 (tppdm6515m000) セッションで定義されます。
記述
コードの記述またはコード名
会計期間に転記
分割払が計画されている会計年度
会計期間
分割払が計画されている会計期間

 

承認
選択した分割払を承認します。
非承認
選択した分割払を非承認とします。
初期設定
以前に請求した分割払を表示します。たとえば、会社が Infor LN プロジェクトに移行したとします。分割払スケジュール全体が契約設定の一部として把握されます。移行する前に一部の分割払がすでに請求されている場合、初期設定オプションを使用して、請求済分割払のデータを表示して修正することができます。