プロジェクトへの追加情報フィールドこのトピックでは、追加情報フィールドをリンクできるプロジェクト内のテーブルの概要を説明します。テーブルには、追加情報フィールドに対応するセッションがリストされており、このセッションは追加情報を表示します。また、これらのテーブルにリンクしたセッションを使用して追加情報フィールドを編集することも可能です。
追加情報は、1 つのテーブルから別のテーブルに転送できます。以下はプロジェクトでサポートされている追加情報のフローです。
入札 (tpest3100m000)- > 契約 (tpctm1100m000) または契約ライン (tpctm1110m000)
たとえば、入札と契約の両方において、[品質標準] の追加情報フィールドが定義されているとします。入札において、ISO9001 データが捕捉されます。[入札] を基に [契約] を作成する際、値が情報フィールドに一致するようコピーされます。作成される契約に、ISO9001 が表示されます。 契約ラインの追加情報は、契約や指定されたマニュアルといった開始オブジェクトから取得できます。追加情報は契約から契約ラインに転送されます。たとえば、[品質標準] フィールドは契約ラインでも利用可能となります。契約にリンクされているラインを作成する際、ISO9001 の値が契約ラインにコピーされます。
契約 (tpctm1100m000)-> 契約ライン (tpctm1110m000)- > 契約成果物 (tppdm7100m100)
追加情報は契約ラインから契約成果物にも転送されます。たとえば、[品質標準] フィールドは契約成果物でも利用可能となります。ISO9001 の値が契約ラインから契約成果物にコピーされます。その後、この値は転送済開始契約成果物から倉庫オーダラインに転送できます。
計画 PRP 購買オーダ (tppss6810m000)-> 見積依頼 (tdpur8310m000)/ 見積依頼ライン (tdpur1502m000)-> 購買オーダ (tdpur4100m000)/ 購買オーダライン (tdpur4101m000)
契約条項などの追加情報は、プロジェクトの計画購買オーダから購買管理の見積依頼および購買オーダに転送されます。次に、購買伝票の追加情報が倉庫管理の入庫伝票および受領伝票に転送されます。
計画 PRP 倉庫オーダ (tppss6815m000)-> 倉庫オーダ (whinh2100m000)/ 入庫オーダライン (whinh2110m000)/ 出庫オーダライン (whinh2120m000)
入庫と出庫の両方のフローで、追加情報は計画倉庫オーダから倉庫管理の入庫または出庫オーダラインにコピーされます。 出庫フローで、納入タイプが倉庫 -> 取引先およびプロジェクト -> 倉庫 -> 取引先の場合、ペグによってリンクされた契約ラインの販売先取引先について定義された追加情報フィールドが使用されます。この取引先について追加情報フィールドが定義されていない場合は、一般レベルで定義されている追加情報フィールドが使用されます。 その他の納入タイプの場合は、一般レベルで定義されている追加情報フィールドが使用されます。 納入タイププロジェクト->倉庫は、以下のフローで使用されます。この納入タイプの場合は、一般レベルで定義されている追加情報フィールドが使用されます。
計画 PRP 購買オーダ (材料) (tppss6110m000)-> 計画 PRP 倉庫オーダ (tppss6815m000) またはその逆 計画 PRP 購買オーダ (tppss6810m000) セッションの適切なメニューにある計画倉庫オーダに変更オプションを使用して計画購買オーダを計画倉庫オーダに変更すると、追加情報フィールド (存在する場合) が計画倉庫オーダにコピーされます。 生成される計画 PRP 倉庫オーダの納入タイプは、デフォルトで倉庫->プロジェクトに設定されます。これは、追加情報をコピーする場合に、計画 PRP 倉庫オーダについて定義された一般レベルが使用されることを意味します。 同様に、計画倉庫オーダを計画購買オーダに変更すると、追加情報フィールドが計画購買オーダにコピーされます。 生成される計画購買オーダに追加情報をコピーする場合、購買元取引先レベルが使用されます。購買元取引先のデフォルト値は、品目 (tcibd0501m000) セッションから取得されます。この取引先について追加情報フィールドが定義されていない場合は、一般レベルで定義されている追加情報フィールドが使用されます。
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