プロジェクトでのサービスオーダの生成

サービスオーダは、プロジェクト活動にリンクされている参照活動に基づいて作成された予算ラインに基づいて、プロジェクトで生成されます。サービスオーダを生成するには、プロジェクトの状況がフリーまたは有効のいずれかである必要があります。サービスオーダを生成するには、サービスオーダの生成 (tppss6250m000) セッションを使用します。

次の予算ラインに関してのみサービスオーダを生成できます。

  • LN は参照活動からの予算の生成 (tpptc2250m000) セッションを実行します。
  • 現在の日付 + タイムフェンスより早い開始日の予算ライン。活動予算ラインでは、予算ラインの開始日が指定されていない場合、活動開始日が考慮されます。
  • 管理データが生成された予算ライン。

    注意

    この条件は、活動別に予算化され管理されるプロジェクトにのみ適用されます。

次の予算ラインにはサービスオーダを生成できません。

  • 要素予算ライン (要素別に予算化され活動別に管理されるプロジェクトの場合)
  • 要素にリンクされている活動予算ライン (要素別に予算化され活動別に管理されるプロジェクトの場合)

サービスオーダの生成 (tppss6250m000) セッションで、サービスオーダを生成するプロジェクトと活動を選択します。

  • サービスオーダのタイムフェンス
    期間を指定します。タイムフェンスを使用して、現在の日付にタイムフェンスを加えたよりも開始日が早い予算ラインを選択します。

サービスオーダを生成するには次の手順を実施します。

  1. 参照活動を活動 (tppss2100m000) セッションにリンクします。参照活動フィールドで、矢印を使用して参照活動 (tsacm1101m000) セッションにズームします。

    注意

    リンクできるのは、有効期限に達していないフィールドサービスタイプまたは一般タイプの参照活動だけです。

  2. 参照活動からの予算の生成 (tpptc2250m000) セッションを実行します。
  3. 管理データの生成 (tpptc1230m000) セッションを実行します。

    活動別に予算化および管理されるプロジェクトの場合にのみ、予算ラインが考慮されます。LN は、活動予算ラインを使用してサービスオーダを生成します。

  4. サービスオーダの生成 (tppss6250m000) セッションを使用して、サービスオーダとサービスオーダ活動ラインを生成します。サービスオーダの状況はフリーです。
  5. オーダは処理され、サービスで原価計算されます。
  6. サービスオーダまたはサービスオーダ活動ラインが原価計算済に設定されている場合、サービスからの原価はプロジェクトに転送されます。
  7. 集計された原価は、原価取引 (tpppc2100m000) セッションで表示できます。
  8. このサービス原価は、請求から財務会計に転記されます。
注意

サービスオーダ活動ラインやサービスオーダは、プロジェクト別サービスオーダリンク (tppss6120m000) セッションで、要素/活動/拡張にマニュアルでリンクできます。原価は、プロジェクト進捗パラメータ (tpppc0100s000) セッションで定義されたデフォルトの原価対象に対するプロジェクトに入力されます。