会計結果を使用するには

プロジェクトまたは契約原価、収益および利益の会計結果は、以下の時点で決定できます。

  • プロジェクトまたは契約の実行中
  • プロジェクトまたは契約の完了時。請求、原価、収益の詳細を表示できます。
会計中間結果

中間結果は、まだ完了していないプロジェクトまたは契約 (たとえば、会計年度末に転記される損益など) の会計結果です。

中間結果には次の 2 つのタイプがあります。

  • 原価中間結果:単位原価に関連する取引
  • 収益中間結果:収益に関連する取引

この原価中間結果および収益中間結果は、財務会計のデフォルトの仕訳勘定およびデフォルトの逆仕訳勘定にリンクされます。会計結果タイプは、中間結果 (tpppc3150m000) セッションまたは中間結果の生成 (tpppc3250m000) セッションで中間結果をメンテナンスあるいは生成するためのデフォルト値として使用されます。

中間結果の生成 (tpppc3250m000) セッションを使用して、中間結果を生成します。中間結果を表示および修正するには、中間結果 (tpppc3150m000) セッションを使用します。

会計中間結果を生成するために、中間結果の生成 (tpppc3250m000) セッションで収益認識方法および売上原価計算方法を選択できます。

認識する収益の限度を設定できます。最大割合はプロジェクトおよび拡張レベルで定義します。デフォルト値は 100 % に設定されています。ただし、この値は上書きできます。この割合に契約金額を掛けた値は、(プロジェクトが完了するまでに) 認識可能な最大収益です。収益認識限度は、プロジェクト完了方法を除くすべての収益認識方法で有効になります。

収益認識方法: 

売上原価 (COGS) の決定方法:

会計最終結果

プロジェクトが終了すると、取引の処理 (tpppc4802m000) セッションを使用して会計結果オプションをオンにして、会計最終結果を生成できます。

共通情報はプロジェクト状況を 「クローズ」 に変更し、会計結果状況結果設定済に設定します。

プロジェクトをクローズすると、会計結果が逆仕訳されます。最終結果は、プロジェクト進捗モジュールで利用できます。