プロジェクトでの予算の使用

プロジェクトの計画を使用して、要素または活動を基準としたプロジェクト予算の作成、分析、および修正を実行できます。

プロジェクト予算をファイナライズしたら、予算編成を使用して管理予算と呼ばれる 2 番目の予算が算出します。調整および/または拡張を使用すると、ファイナライズ済の予算を後から変更できます。

要素ベース予算

要素に基づいて予算を作成する場合、予算編成では次の処理が可能です。

  • プロジェクトの主要部分を表す要素の作成
  • 階層的構造内での要素の位置付け
  • 要素に対する原価対象予算ラインの入力(例: 貨物船運搬の作業時間は労務ライン)

活動予算

活動に基づいて予算を作成する場合、予算編成では次の処理が可能です。

  • 予算バージョンを作成してトップダウン予算の変更を追跡
  • 所要量計画で作成した活動に金額を配分
  • 発行できる予算金額を管理するために、アーンドバリュー方法関連データを割当
  • プランドバリューまたは予定作業の予算原価 (BCWS) 金額の生成

購買予算

  • 納期の長い原価対象を調達する場合に 1 つ以上の購買予算を作成することにより、プロジェクトを段階的に予算編成したり実行する処理を省略できます。

管理予算

プロジェクト予算をファイナライズすると、管理予算を作成して、次の用途に使用できます。

  • 所要量計画での計画オーダの生成
  • プロジェクト進捗モジュールでの進捗の記録
  • プロジェクト会計モジュールでの実際原価の記録
  • 請求準備モジュールでの顧客への請求書の生成

予算を選択した後、次のステップに進みます。原価を使用するには