請求
注意
請求で請求書を取り消して再生成すると、プロジェクトの請求書番号フィールドと請求日フィールドで新規請求書の番号と作成日が更新されます。 請求書を取り消す場合は、必要に応じて請求書データ (参照、住所、税金番号など) のみを修正することができます。 マニュアル販売請求書などの特定の請求ラインの貸方票を作成する場合、請求可能金額も修正できます。 プロジェクトおよび予算の状況が実際以上である場合、請求で適切なセッションを選択して単位原価を請求できます。プロジェクトでは、次の請求タイプがサポートされています。
前払金 前払は、すべての請求方法で行うことができます。複数のプロジェクト顧客が関係している場合、前払はそのうちの 1 顧客にリンクする必要があります。ただし、前払要求の場合は留保を使用できません。前払は要素または活動にリンクできます。プロジェクトの請求方法が分割払である場合、前払を分割払にリンクすることもできます。この分割払は前払の決済に使用できます。前払が分割払にリンクしていない場合は、次回請求で前払を決済できます。前払をメンテナンスするには、標準収益 (tppdm0515m000) セッションに登録されている収益コードを選択する必要があります。前払請求書ラインは、前払金 (tppin4110m000) セッションで選択した収益コードを使用して収益仕訳 (tpppc3501m000) セッションに転記されます。 留保 留保額はプロジェクト活動がエラーなく実行された後に顧客により支払われます。留保は、すべての請求方法で使用できます。ただし、前払要求の場合は留保を使用できません。留保 (tppin4140m000) セッションでは、請求の留保額をメンテナンスおよび発行します。留保レコードは、留保の出力 (tppin4440m000) セッションで出力します。 収益コードの定義 プロジェクトの収益コードはプロジェクト - 収益 (tppdm6515m000) セッションで定義し、拡張の収益コードは標準収益 (tppdm0515m000) セッションで定義します。 次の 3 レベルのいずれかで収益コードを指定できます。
請求方法が原価加算および単位レートの場合、上のいずれかのレベルで収益コードを入力し、次のいずれかのセッションで収益を収益コードに割り当てます。
原価対象に収益コードがない場合は、次を使用して原価対象、活動および要素に収益コードを定義できます。
収益コードおよび拡張
請求のための処理 請求は請求書データを集計し、請求への取引の転送 (tppin4200m000) セッションを使用して最終的な編集と出力のために請求に転送します。請求は請求住所、請求書のレイアウト、正味額および総額をカスタマイズし、伝票番号を出力します。留保金もここで設定します。 請求書の詳細を請求へと転送した後、請求書の修正、仕上げ、出力を行います。最後に、プロジェクト進捗の 「プロジェクト収益」 と財務会計に請求書収益が送信されます。請求書を送信すると、請求はその状況を請求に送信します。
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