外部スケジューリングパッケージを使用するにはプロジェクトでは、外部スケジューリングパッケージ (たとえば、Microsoft Project) を使用して活動構造のスケジュール情報を決定します。このスケジュール情報は、活動予算および時系列予算に使用できます。外部スケジューリングパッケージ (ESP) の主な機能は、ワークパッケージと予算ラインの両方に対してスケジュール情報を設定することです。そのためには、ESP が所要量計画モジュールと情報を共有する必要があります。 外部スケジューリングパッケージ (ESP) による活動構造のスケジュール情報の設定手順は、次のとおりです。
活動構造の作成: 所要量計画モジュールを使用して、階層的な活動構造を作成します。この構造の構成ブロックは、(階層の最上位については) WBS 要素として定義可能な活動です。このレベルの下に、以下の階層レベルがあります。 プロジェクトパラメータ (tppdm0100s000) セッションの [活動タイプ] チェックボックスがオンの場合、これらのさまざまな活動タイプを使用できます。このチェックボックスがオフの場合、活動タイプはワークパッケージになります。 予算の分配: 計画モジュールのさまざまなセッションで、活動構造に定義されている活動間で予算を分配できます。時系列予算分析コードを作成するにはを参照してください。 ESP での作業: 活動構造、従業員データ、職種グループ、カレンダー、原価対象、既存の予算ライン、およびマイルストーンを ESP にインポートできます。このインポートは ESP 内から開始されるため、LN が介在する必要はありません。開始日付と終了日付は、構造の転送時に ESP にあらかじめロードされます。LN からスケジュール済日付をあらかじめロードする処理は、最初の接続時にのみ実行されます。日付が存在しない場合、持続期間は活動に関する情報から求めることができます。 ESP 内で、各 プロジェクト活動はコードファイルに変換されます。このコードファイルを使用して、ESP に活動を作成できます。下位活動のリソース割当とスケジュール済日付も活動に組み込まれるため、この情報をプロジェクトで使用することができます。 ESP でのリソース割当: ESP 内では、活動ごとにスケジュールを作成し、リソースを活動に割り当てることができます。活動に割り当てられたリソースは、プロジェクト定義モジュールで定義されている標準原価対象またはプロジェクト固有原価対象にリンクされます。 活動予算の表示: この段階の活動構造には、予算編成情報とスケジュール情報が含まれます。この状況を転送して、プロジェクトに戻すことができます。LN により、ESP リソース割当がプロジェクトの予算ラインに変換され、リソースがプロジェクトの原価対象、従業員、および職種グループにマップされます。
| |||