活動構造の使用

活動構造は、プロジェクトを時間スケール活動に分割する際に共通で使用する階層構造です。

活動構造は最上位活動への参照によって定義されます。活動構造の階層は、最上位活動の下に表示される活動で構成されます。

活動の作成およびメンテナンスには、活動 (tppss2100m000) セッションを使用します。定義する活動にそれぞれ親を指定することにより、活動の階層を細かく定義できます。活動階層内で、各活動は次のように定義できます。

マイルストーンの作成およびメンテナンスには、マイルストーン (tppss2101m000) セッションを使用します。マイルストーンは活動にリンクされるため、活動にマイルストーンアーンドバリュー方法がある場合は、バージョンを使用した予算の時系列化が可能になります。またマイルストーンは、製造で PCS プロジェクトを使用して構築されたカスタマイズ品目の進捗に関するフィードバックも提供します。さらにマイルストーンは、請求の前払要求分割払をトリガすることもできます。

活動基準ライン (tppss2120m000) セッションを使用し、活動の基準ライン (スナップショット) を作成およびメンテナンスします。

注意

WBS 要素は、作業分解構造の一部であり、活動構造の最上位とすることができます。作業分解構造では、プロジェクトスコープを定義します。活動構造の下位レベルでは、統制勘定、計画パッケージ、またはワークパッケージを使用してスコープの設定に必要な実際作業を定義できます。