警告 (tlvsc3500m000)

セッションの目的:  ソフトウェア構成要素の検証時に VSC が生成する警告を表示します。

各警告の詳細情報を表示するには、次のいずれかの手順に従います。

  • 詳細タブに移動します。
  • 警告をダブルクリックします。警告 (tlvsc3100s000) 詳細セッションが開始されます。

このセッションは、エラーを処理する手順で重要な役割を果たします。詳細については、警告を処理するにはを参照してください。

 

検証コード
警告が生成された検証コード
構成要素タイプ
警告が生成されたソフトウェア構成要素のタイプ。例: レポート、セッション、スクリプト、DLL
パッケージ
警告が生成されたソフトウェア構成要素のパッケージコード
モジュール
警告が生成されたソフトウェア構成要素のモジュールコード
フィルタ対象
このチェックボックスがオンの場合、セッションにより、「フィルタ対象」 警告が表示されます。これらの警告はすぐに処理する必要があります。これらのフィルタされた警告を解決するか、承認する必要があります。

このチェックボックスがオフの場合、セッションにより、すぐに処理する必要がない 「フィルタなし」 警告が表示されます。ただし、フィルタ対象状況になる前にこれらの警告を承認または解決できます。

重要: チェックボックスをクリックしてオンにすることはできません。チェックボックスをオン (またはオフ) にするには、適切なメニューのフィルタ対象の切替コマンドをクリックする必要があります。

構成要素
警告が生成されたソフトウェア構成要素を識別するコード
副構成要素
エラーが発生した副構成要素。各ソフトウェア構成要素タイプには、独自のタイプの副構成要素があります。

以下は、副構成要素の例です。

  • フォーム内のフォームコマンド
  • フォーム内のフィールド
  • テーブル内のインデックス
  • テーブル内のテキストフィールド
  • UI スクリプト内のフィールドセクション
  • UI スクリプト内の選択セクション
  • その他
言語
警告が生成されたソフトウェア構成要素の言語

このフィールドには、フォーム、レポート、メニュー、ラベルなど、言語依存の構成要素の場合のみ入力します。

スクリプト行番号
エラーが発生した、スクリプト内の行番号
優先度
警告の優先度: 高、普通、不明、低

VSC は、生成された各警告に次のようにして優先度を自動的に割り当てます。

  • ソース解析コードにもとづいて生成された警告の優先度は、ソース解析コード (tlvsc3111m000) セッションで定義されます。
  • チェックの他のすべてのタイプにもとづいて生成された警告の優先度は、VSC ソフトウェアでハードコード化されます。
メッセージ ID
警告に割り当てられたメッセージを一意に識別するコード

たとえば、警告の ID は 5053 です。対応するメッセージテキストは 「Function 'sleep' is not supported by LN UI」 です。

構成要素 VRC
警告が生成された構成要素のパッケージ VRC のバージョン
リリース
警告が生成された構成要素のパッケージ VRC のリリース
顧客拡張
警告が生成された構成要素のパッケージ VRC の顧客拡張
承認済
このチェックボックスは、警告が承認済かどうかを示します。
ブロック
このチェックボックスがオンの場合、警告が生成された構成要素のチェックインが警告によりブロックされます。

ブロックエラーが発生した場合、関係するソフトウェア構成要素のチェックインを続行するには、警告を承認する必要があります。警告を承認しない場合、構成要素をチェックインするには、問題を解決して VSC を再度実行する必要があります。

メッセージ
警告に割り当てられたメッセージのテキスト。通常は、「=>」 と代替実装用のヒントが後に続きます。

例:

Query which is reading not specific value is rather slow => Read specific value

分類
警告が属している分類

次の分類があります。

  • 一般
  • ツールの一貫性
  • アプリケーション設計
  • アプリケーションロジック
  • 標準
  • テキスト
  • パフォーマンス
  • 統合
  • ランタイム
  • エクスポート
ログ時刻
警告がログに記録された日付と時刻

 

Accepted Warnings
承認済警告 (tlvsc3501m000) セッションが開始され、承認済の警告と、該当する承認理由を表示できます。
警告の了承
警告 (tlvsc3100s000) 詳細セッションが開始され、警告を承認して、承認の理由を入力できます。
フィルタ対象の切替
「フィルタ対象」 警告のリストと 「フィルタなし」 警告のリストを切り替えるには、このコマンドを使用します。それに応じて、フィルタ対象 チェックボックスがオンまたはオフになります。
警告了承の取消し
一連の警告の承認を取り消すには、このコマンドを使用します。このコマンドを実行すると、選択された警告の承認済チェックボックスが自動的にオフになります。

このコマンドは、VSC 管理者だけが使用できます。

警告の了承
一連の警告を承認するには、このコマンドを使用します。

このコマンドを実行すると、選択された各警告の承認済チェックボックスが自動的にオンになり、承認の標準理由が生成されます。

このコマンドは、VSC 管理者だけが使用できます。

コンポーネントの表示
警告がログ記録されたソフトウェア構成要素の該当するエディタが開始され、構成要素を編集して問題を修正できます。