ソフトウェア構成要素の検証 (tlvsc3400m000)

セッションの目的:  ソフトウェア構成要素を検証します。セッションにより、選択された検証コードに定義されたチェックが実行され、その結果生成される警告を含むレポートが出力されます。これらの警告は、保存して後で処理することができます。

セッションの最初のタブを使用して、一般プロセス設定を定義します。特に、次の内容を指定する必要があります。

  • 実行するチェックが含まれる検証コード
  • パッケージコンビネーション、および検証する構成要素が含まれるパッケージとモジュール
  • 出力されるレポートの設定
  • その他の各種オプション

2 番目のタブでは、さまざまな構成要素タイプの選択範囲を入力し、検証する構成要素を正確に特定する必要があります。

セッションにより生成される警告を管理するには、警告のメンテナンスをクリックします。警告 (tlvsc3500m000) セッションが開始され、生成された警告を表示および処理できます。詳細については、警告を処理するにはを参照してください。

注意

このセッションは、ソフトウェア構成要素を管理するセッションから VSC を実行すると自動的に開始されます。例:

  • セッション (ttadv2500m000) セッションでセッションをチェックインしたとき
  • セッション (ttadv2500m000) セッションのショートカットメニューでソフトウェア構成要素の検証コマンドをクリックしたとき

これらの場合、セッションは非対話モードで開始され、検証コード、パッケージコンビネーション、検証されたソフトウェア構成要素のコードなど、基本情報だけが表示されます。

 

プロセス設定
検証コード
実行するチェックが含まれる検証コード
パッケージコンビネーション
検証する構成要素が含まれるパッケージコンビネーション
指定 VRC のみ
このチェックボックスがオンの場合、VSC は選択されたパッケージコンビネーションの一部であるパッケージ VRC 内の構成要素のみチェックします。VSC は、基盤となる VRC (パッケージコンビネーションの VRC の派生パスにある VRC) の構成要素はチェックしません。

このチェックボックスがオフの場合、VSC は選択されたパッケージコンビネーションのパッケージ VRC 内の構成要素と、基盤となる VRC 内の構成要素の両方を検証します。

たとえば、パッケージコンビネーションには tcB61O_a_cus1 VRC が含まれています。この VRC は tcB61U_a_stnd から派生し、tcB61U_a_stnd は tcB61_a から派生しています。

  • このチェックボックスがオンの場合、VSC はtcB61O_a_cus1 VRC 内の tc 構成要素のみチェックします。
  • このチェックボックスがオフの場合、VSC は tcB61O_a_cus1、tcB61U_a_stnd、および tcB61_a VRC 内の tc 構成要素をチェックします。
警告の保存
このチェックボックスがオンの場合、レポートに出力された警告は 「アプリケーション設計の警告 (tlvsc300)」 テーブルに保存され、後で警告を処理できます。保存された警告を管理するには、警告のメンテナンスをクリックします。警告 (tlvsc3500m000) セッションが開始され、生成された警告を表示および処理できます。詳細については、警告を処理するにはを参照してください。

このチェックボックスがオフの場合、警告は保存されないため、処理できません。

システム同期中のパッケージ/モジュールのみを検査
このチェックボックスは、システム同期 (ttiex1560m000) セッションとモジュール同期 (ttiex1561m000) セッションでシステム同期が定義されている場合のみ適用されます。

このチェックボックスがオンの場合、VSC は現行 LN 開発サーバに保持されているパッケージまたはモジュールの構成要素のみ検証します。

このチェックボックスがオフの場合、VSC は現行 LN 開発サーバに保持されているパッケージまたはモジュールの構成要素と、別の開発サーバに保持されているパッケージまたはモジュールの構成要素の両方を検証します。

チェックリスト
このチェックボックスがオンの場合、セッションにより、生成された 「フィルタ対象」 警告のレポートが出力されます。「フィルタなし」 警告は出力されません。

このチェックボックスがオフの場合、セッションによりレポートは出力されません。

承認済も
このチェックボックスがオンの場合、セッションにより、承認済の警告と未承認の警告の両方が出力されます。

このチェックボックスがオフの場合、セッションにより未承認の警告のみ出力されます。

合計
このチェックボックスがオンの場合、セッションによりレポートの末尾に要約が出力されます。

要約には次の情報が含まれます。

  • 構成要素タイプごとの検証された構成要素の総数
  • 承認済および未承認の警告の総数 (優先度別に分割)
優先度順
このチェックボックスがオンの場合、レポート内の警告が優先度 (高、不明、普通、低) 順にソートされます。
処理範囲
セッション
このチェックボックスがオンの場合、一連のセッションを検証できるほか、対応するセッション構成要素を検証することも選択できます。
セッション構成要素
このチェックボックスがオンの場合、セッションにより、選択されたセッションのフォーム、プログラムスクリプト、レポート、およびテーブルなどの構成要素が検証されます。
構成要素
テーブル
検証するソフトウェア構成要素タイプを選択するには、これらのチェックボックスを使用します。構成要素タイプごとに、対応する選択フィールドに必要な範囲を入力できます。

 

警告のメンテナンス
警告 (tlvsc3500m000) セッションが開始され、生成された警告を表示および処理できます。

詳細については、警告を処理するにはを参照してください。