ソース解析コードソース解析コードは、UI スクリプト、DLL、および DAL などのスクリプトでユーザ定義チェックを実行するために使用します。 各ソース解析コードは、式テキストと警告メッセージにリンクされています。式テキストには、エラーの検索に使用される検索パターンが含まれています。 エラーが見つかった場合、VSC は警告を生成します。警告には、特にエラーが見つかったスクリプトの名前と行番号、およびソース解析コードにリンクされている警告メッセージのテキストが含まれています。 一部のソース解析コードは、DLL にリンクされています。この DLL は、複雑な検索アクションの実行に使用されます。 各ソース解析コードには、次の特徴があります。
ソース解析コードは、ソース解析コード (tlvsc3511m000) セッションでメンテナンスできます。詳細については、このセッションのヘルプを参照してください。 ソース解析コードの式で定義されたチェックが確実に実行されるようにするには、ソース解析コードを 1 つ以上の検証フィルタにリンクする必要があります。詳細については、VSC を構成するにはを参照してください。 式 式テキストの検索パターンは、開始式、終了式、および検索式で構成されています。 次の点に注意します。
検索メカニズム ソース解析コードに定義されたチェックを実行するため、VSC は次の処理を実行します。
例 - DLL のないソース解析コード VSC は、次のソース解析コードを実行します。
式は、「app_start」 関数が存在する行を検索します。検索結果について、VSC は警告を生成します。警告には、エラーが見つかったスクリプトの名前と行番号、および警告メッセージのテキスト (「関数 「app_start」 は LN UI ではサポートされていません」) などが含まれています。
例 - DLL があるソース解析コード VSC は、次のソース解析コードを実行します。
式は、「message」 関数が存在する行を検索します。その後、「otlvscdll4009」 DLL はメッセージ引数をチェックします。メッセージ呼出にメッセージコードではなくプレーンテキストが含まれている場合、VSC は警告を生成します。警告には、特にエラーが見つかったスクリプトの名前と行番号、および警告メッセージのテキスト (関数 message() 内のテキスト) が含まれています。
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