イベント発行サービスを取得予約する方法このセクションでは、アプリケーションで LN ビジネスインターフェイスのイベント発行サービスを取得予約する方法を説明します。 イベント発行の概念 ビジネスオブジェクトは、イベントメッセージを発行し、そのインスタンスで状況変更を報告したり、更新などの非同期サービスを外部アプリケーションから要求したりすることができます。他のアプリケーションは、これらのイベントメッセージを取得予約できます。そのような取得予約は、イベント取得予約と呼ばれます。 LN 会社内のビジネスオブジェクトのイベント取得予約は、別の会社がそのビジネスオブジェクトの会社のイベントに関心を持っていることを意味します。したがって、指定されたビジネスオブジェクトがイベントを受け取ることを意味するのではなく、別のパーティがそれらのイベントに関して取得予約されているために、指定されたビジネスオブジェクトがイベントを発行することを意味します。 LN では、ビジネスオブジェクトはビジネスインターフェイスによって表されます。次の 2 つのタイプのビジネスインターフェイスが区別されます。
LN の BOD はビジネスオブジェクトをとおして実装されますが、Infor Enterprise Server ユーザインターフェイスでは管理されません。このため、このセクションやセッションヘルプでは詳細に説明しません。 標準イベントメッセージは、ビジネスオブジェクトの状況変更の情報を広めるために発行されます。カスタムイベントメッセージは、外部アプリケーションのビジネスオブジェクトで非同期サービス要求を実行するために使用されます。 BDE インターフェイスを介したイベント発行 BDE ビジネスインターフェイスは、特定の BDE オブジェクトが削除されたなど、そのインスタンスに変更があったときにイベントメッセージを発行できます。メッセージには、何が変更されたかと、この情報が別のアプリケーションに送信されたことが示されます。イベントメッセージを受信するには、対応する発行サービスの取得予約がアプリケーションに必要です。イベント発行サービスを取得予約したアプリケーションは、その特定のサービスのイベント処理先と呼ばれます。 イベントメッセージは、BDE 標準に基づく XML ボキャブラリーで BDE ビジネスインターフェイスとビジネスデータを交換するために使用されます。ビジネスデータに加えて、各イベントメッセージにはタイムスタンプやイベント処理などのコントロールデータが含まれます。イベント処理は、標準アクション (作成、変更、または削除) でもビジネスオブジェクト固有のイベント処理 (承認や取消など) でもかまいません。 LN サーバで BDE インターフェイスからイベントメッセージを受信するには、外部アプリケーションが Infor Integration インフラストラクチャをとおして LN サーバに接続されている必要があり、関係する BDE イベント発行サービスの取得予約を取得している必要があります。特定のアプリケーションの取得予約を作成するには、アプリケーションの名前をイベント処理先として指定し、アプリケーションを実行するサーバのアドレスを発行サービスの移動先として指定する必要があります。このアドレスは、Infor Integration bus component (Infor Integration に固有の通信チャネル) によって表されます。 BDE ビジネスインターフェイスの LN イベント発行サービスの詳細は、次のガイドを参照してください。
取得予約を作成するには 次の手順では、BDE イベント発行サービスを作成する方法を説明します。これらのサービスは、発行システムとも呼ばれます。発行されたイベントメッセージを受信するアプリケーションは、イベント処理先と呼ばれます。 ステップ 1. 「イベント取得予約」 セッションを開始する ツール→統合ツール→イベント発行メニューからイベント取得予約 (tlbct5500m000) セッションを開始します。このセッションには、特定の LN 会社の現行の取得予約がリストされます。 ステップ 2. 「取得予約」 セッションを開始する 取得予約 (tlbct5220m000) セッションを開始するには、イベント取得予約 (tlbct5500m000) セッションの適切なメニューで取得予約をクリックします。 ステップ 3. 取得予約を作成する 取得予約を作成するには、イベント取得予約 (tlbct5500m000) セッションの必須フィールドを指定し、取得予約をクリックします。 詳細については、イベント取得予約 (tlbct5500m000) を参照してください。
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