イベント監視

イベント発行の状況を監視することはできますが、デフォルトではトリガーされた特定のイベントの状況を Infor Enterprise Server で確認することはできません。たとえば、イベントが発行済か、イベントがまだキューに入っているか、エラーが発生したかなどです。

基本的な機能は以下のとおりです。

  • イベント取得予約 (tlbct5500m000) 詳細セッションには、発行システムのコミット終了時刻が表示されます。コミット終了時刻は、そのとき以前にコミットされたすべてのトランザクションのイベントが処理されたことを示します。
  • エラーが発生した場合は、Integration 6.2 で処理されます。構成とエラーのタイプに応じて、エラー処理 bus component に送られるか、しばらくしてから再試行されるか、Infor Integration ログファイルにエラー (エラー発生時のメッセージを含む) が書き込まれます。
  • 取得予約が存在する場合、イベントが失われることはありません。イベントは、まだキューに入っているか、指定された移動先に配布されたか、Integration 6.2 でエラーとして処理されました。

イベント監視では、次のものが追加されます。

  • イベント (tlbct5530m000) セッションを使用できます。LN から発行待ちのキューに存在するイベントを表示できます。
  • イベント発行設定 (tlbct5505m000) セッションを使用できます。イベント履歴が保持されるように構成できます。履歴が保持されると、処理されたイベントもイベント (tlbct5530m000) セッションで表示できます。

この機能はアドオンであり、基本的な機能を置き換えることはありません。