イベント (tlbct5530m000)セッションの目的: LN から発行待ちの、キューに存在するイベントを表示します。履歴が保持されている場合は、処理済イベントも参照できます。 このセッションは、取得予約が選択されている場合のみ、イベント取得予約 (tlbct5500m000) 概要セッションおよび詳細セッションから開始できます。ポーティングセットで BLOB がサポートされていない場合、セッションは開始できません。このため、イベント取得予約 (tlbct5500m000) セッションにも表示されなくなります。 このセッションには、キューにある発行待ちのメッセージの概要が表示されます。イベント履歴が有効な場合、正常に実行されたかどうかにかかわらず、すでに処理されたイベントを参照できます。 以下の点に注意してください。
注意
多数のイベントが存在する場合、ユーザインターフェイスの反応性が低下します。これは、ランタイムのイベント発行を最適化するためです。イベントテーブルには、インデックスが 1 つまたは数個しかありません。 イベントの状況が 「発行待ち」 でない場合、イベントメッセージを使用できないことがあります。これは、イベント履歴の構成によって異なります (イベント発行設定 (tlbct5505m000) セッションのオンラインヘルプを参照)。エラーイベントでは、実際のメッセージが構築される前にエラーが発生した場合、イベントメッセージを使用できないことがあります。無関係イベントでは、メッセージを使用できません。 フィールドとコマンド セッションには、選択された取得予約の会社およびビジネスオブジェクトが表示されます。これらのオブジェクトを変更することはできません。取得予約の既存のイベントが一覧表示されます。イベントごとに、さまざまなフィールドが表示されます。詳細は、フィールドセクションを参照してください。 セッションの適切なメニューには、さまざまなコマンドが存在します。詳細は、フォームコマンドセクションを参照してください。
注意
標準の検索コマンドを使用して、特定イベントを検索することはできません。代わりに、適切なメニューで並び順コマンドを使用してイベントのリストを参照するか、標準のフィルタコマンドを使用して 1 つ以上の特定イベントを表示します。
フィールド 会社 ビジネスオブジェクトをとおしてイベントが発行される LN 会社の番号 ビジネスオブジェクト イベント発行サービスを提供するビジネスオブジェクト イベントタイムスタンプ イベントが保存された時刻
注意
タイムスタンプは目安であるため、順序付けには使用されません。監査証跡で使用されるコミット時刻と同じとは限りません。 イベントキー イベントの識別子
注意
イベントキーは、順序番号ではありません。BDE イベントでは、追跡しやすくするため、同じ ID が eventRequestID としてイベントメッセージコントロール領域に含められます。 ビジネス ID イベントが発生したオブジェクトインスタンスのビジネス ID (オーダ番号や品目コードなど)
注意
ビジネス ID は内部識別子であり、イベントで使用される公開識別子と同じとは限りません。 値は切り捨てられます。複数の識別子がある場合、要素はパイプライン (「|」) 文字を使用して区切られます。監査ベースのイベントまたは PublishEvent の場合は、空になる可能性があります。 値は、最大フィールド長のために不完全なことがあります。 イベント状況 イベントの現行の状況 詳細については、イベント状況を参照してください。 イベント詳細 状況についての追加の注記 (発行システムがメッセージの送信を再試行したことを示すためなど) 最終更新タイムスタンプ イベントの前回の状況変更が発生した時刻
フォームコマンド 並び順 会社およびビジネスオブジェクトの範囲でイベントをソートするには、このコマンドを使用します。 次の項目を使用してイベントを順序付けできます。
Event Publishing Settings
イベント発行設定 (tlbct5505m000) セッションを開始します。 メッセージ表示 イベントメッセージを表示するには、このコマンドを使用します。 イベントは、別個のウィンドウに XML 形式で表示されます。イベントメッセージが大きい場合、表示に時間がかかりシステムメモリが消費されることがあります。そのため、サイズが事前に報告され、表示を取り消すことができます。
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