イベント取得予約 (tlbct5500m000)セッションの目的: イベント発行サービスの取得予約を表示および管理します。 このセッションは、ツール/統合ツール/イベント発行メニューから開始します。 このセッションには、LN アプリケーションで使用可能なイベント発行サービスの取得予約が表示されます。これらのサービスは、発行システムとも呼ばれます。 取得予約は、特定の LN 会社のビジネスオブジェクトに固有です。すべてのフィールドは読取専用モードで表示されるため、取得予約のプロパティは表示のみできます。取得予約を編集するには、取得予約 (tlbct5220m000) セッションを使用します。 イベント発行サービスの取得予約の詳細は、ヘルプトピックイベント発行サービスを取得予約する方法を参照してください。 このセッションには、詳細モードと概要モードがあります。 概要セッション イベント取得予約 (tlbct5500m000) セッションは、概要モードで開始されます。概要モードには、複数のイベント取得予約レコードが含まれていることがあり、次のフィールドが表示されます。
これらのフィールドについては、詳細セッションの取得予約タブと発行システムタブを参照してください。別の会社の取得予約レコードを参照するには、イベント取得予約 - 検索ダイアログボックス (編集メニューで検索をクリック) でこの会社の番号を指定します。 概要モードでは、特定メニューから他のセッションを開始することで、発行システムの停止または開始、発行システムの現行の状況のチェック、および取得予約の作成または編集を行うことができます。選択された取得予約でこれらのセッションを開始するには、次のコマンドを使用します。
これらのコマンドの詳細は、詳細セッションの取得予約タブを参照してください。 この取得予約の詳細セッションを開始するには、概要セッションで取得予約をダブルクリックします。 詳細セッション 詳細セッションには、1 つのイベント取得予約の全構成が表示され、取得予約データ、発行システムデータ、および技術詳細データに関する別個のタブがあります。 取得予約 このタブには、選択された取得予約のプロパティが存在します。詳細は、取得予約 (tlbct5220m000) セッションを参照してください。
注意
取得予約は、ビジネスオブジェクトと、このビジネスオブジェクトが属する LN 会社により識別されます。したがって、特定の LN 会社では、1 つのビジネスオブジェクトに複数の取得予約を作成することができません。
会社 ビジネスオブジェクトをとおしてイベントが発行される LN 会社の番号 ビジネスオブジェクト イベント発行サービスを提供するビジネスオブジェクト 取得予約設定 イベント処理先 発行されたイベントメッセージを消費するアプリケーションの名前 宛先 イベントメッセージが送信されるアドレス イベント処理 表示されたビジネスオブジェクトで実行可能であり、かつ、イベントをトリガーするアクション 選択とフィルタ 選択 発行されるイベントメッセージに含められる属性と構成要素 フィルタ イベントメッセージの発行元のインスタンスを決定するフィルタ。フィルタは LN 固有で、LN の BDE 標準に従う XML 形式です。
発行のチェックと続行 発行のチェックと続行 (tlbct5200m000) セッションが開始されます。このセッションでは、使用可能なすべてのイベント発行サービス (発行システム) の状況をチェックできます。 発行の開始/停止 発行の開始/停止 (tlbct5210m000) セッションが開始されます。このセッションでは、指定された範囲の取得予約のイベント発行サービスを開始または停止できます。発行サービスを停止すると、発行システム状況は 「一旦停止」 になります。 取得予約 取得予約 (tlbct5220m000) セッションが開始されます。このセッションでは、取得予約を作成および編集できます。 取得予約解除 選択された取得予約を削除します。 取得予約の削除の確認が求められます。確認後、LN により取得予約解除要求がビジネスオブジェクトに送信され、その後結果について通知されます。結果は、特に権限設定と依存制約によって異なります。 警告 取得予約解除コマンドの実行は、永続的な処理です。コマンドを元に戻すことはできません。 発行システム このタブには、現行の取得予約のイベント発行サービス (発行システム) のプロパティが存在します。
発行システムの設定 監査プロファイル イベント処理の監視に使用される監査プロファイルの名前。 監査プロファイルを参照するには、監査プロファイル (ttaud3110m000) セッションを実行します。 発行頻度 イベント処理の監視に使用される頻度。頻度は、新しいイベントのチェックが実行された後の秒数で表されます。 プロセス参照 イベント発行プロセスの番号。 この番号は、複数のプロセスに関して追跡が実行された場合に追跡ファイルを解析するときに使用できます。 追跡ファイル イベント発行プロセスがログに記録される追跡ファイルの完全パス 発行システム状況 発行システム状況 イベント発行サービス (発行システム) の現行の状況 状況は次のいずれかの値になります。
開始時刻 発行システムが開始された日付と時刻。発行システムは、その時刻以降にコミットされたトランザクションで発生したすべてのイベントを処理します。 終了時刻 発行された前回のイベントの日付と時刻。発行システムが実行中のとき、多数のイベントの発行後、「終了時刻」 が定期的に更新されます。発行システムが実行されていない場合、「終了時刻」 を使用してプロセスが続行されるため、取得予約が存在する限りイベントが失われることはありません。 更新時間 発行システムがその状況を更新する必要がある時間。発行システムの終了時刻がその更新時間と同じ場合、更新タイプの値で定義されているとおりに発行システムが更新されます。 更新タイプ 発行プロセスでその状態を更新する必要があるかどうかを示します。更新タイプは、更新時間に発行システムが行う必要がある処理を示しています。 発行タイプは次のいずれかの値になります。
プロセスの検査 現行のイベント発行プロセスの状況を検査します。 プロセスの一時停止 現行の発行システムを一時的に停止します。発行システム状況が Pausedに変わります。これは、発生中のすべてのイベントがキューにとどまり、発行システムが再度有効になるまで処理されないことを意味します。このコマンドは、実行中の発行システムにのみ適用されます。 プロセスの再起動 現行の発行システムを開始します。発行システムは、一旦停止された時点 (またはエラーのため停止した時点) から続行されます。このため、新しいイベントを処理する前に、キューで待機しているイベントのバックログがまず処理されます。 このコマンドは、一旦停止中の発行システムと、状況が 「エラー」 または 「中断」 の発行システムに適用されます。 技術詳細 このタブには、イベント発行サービスを提供するビジネスインターフェイスのメタデータが含まれています。
技術詳細 メタデータ メタデータは、発行システムにより使用されます。このデータは、ベンダーサポートが必要な場合のみ使用します。
| |||||||||||||||||||||