日程計画ラインの完了レポート (tirpt4102m300)

セッションの目的:  個別の日程計画ラインの完了数量をレポートします。

 

作業セル
固定された順序の 1 つ以上の作業ステーションで構成された製造単位です。

作業セルは、繰返生産品目を製造するために、繰返生産で使用されます。

シフト
生産作業人員はシフトで整理できます。もっとも一般的なモデルは 1、2、または 3 シフトモデルですが、いくつかの曜日に異なるシフトを割り振るような、より複雑なモデルも可能です。

シフトには以下のプロパティがあります。

  • 一意に識別するための一意のキー。
  • キーはマスクに基づいて自動的に生成されます。
  • 開始日、終了日および終了時間。
  • シフトの正味時間。
注意

開始日および時間がある過去のシフトは削除できません。

開始
シフトの開始日時
終了
シフトの終了日時
製造開始日
日程計画ラインの製造が開始された日付および時刻
生産日程計画
生産日程計画の ID
日程計画位置
日程計画内のラインの位置
製品
繰返生産品目 (RPT 品目とも呼ばれる) は、製造がスケジュールで管理されている製造品目です。スケジュールには 1 つのセッションで表示および発行でき、完了としてレポートできる複数の日程計画ラインが含まれます。

繰返生産品目の特徴:

  • 大規模な数量で生産される
  • 反復性需要の対象である
  • 製造はレートに基づく
  • リードタイムが短い

見込品目と受注品目が繰返生産品目になります。ただし、繰返生産スケジュールで使用できるのは標準オーダの受注品目のみです。一般品目や受注設計の品目は、繰返生産スケジュールでは使用できません。

オーダ済
品目がオーダされた数量
完了
品目が完了とレポートされた数量
不合格数量
不合格となった製品の数量
注意

製品を仕損にするか、隔離検査に移動するか、修理するかを決定する必要があります。

仕損
仕損となった製品の数量
隔離検査へ
指定したシフトで製品が隔離検査された数量
修理予定
修理セルに品目が転送された数量
修理済
修理セルから日程計画ラインに返された製品数量
納入済
在庫に転記された完成品の数量
バックフラッシュ
バックフラッシュ済
すでにバックフラッシュされた数量
オリジナル開始日
品目を製造する資材が使用可能になる最も早い日付
オリジナル終了日
計画数量を完了できる最も早い日付
製造終了日
製造オーダが完了した日付
実際製造開始日
製造する品目の製造が開始された実際日付
実際製造終了日
製造する品目の製造が完了した実際日付
発生元
製造実行の日程計画の発生元を表示します。
状況
製造ラインの状況
倉庫オーダ
倉庫内の商品を処理するオーダ

倉庫オーダは次のいずれかの在庫処理タイプになります。

  • 入庫
  • 出庫
  • 転送
  • 仕掛品振替

オーダには、それぞれ発生元があります。また、倉庫処理に必要なすべての情報が含まれています。品目 (ロット品目または非ロット品目) および倉庫 (保管場所の有または無) に応じて、ロットや保管場所を割り当てることができます。オーダは、事前定義された倉庫手順に従います。

注意

製造では、倉庫オーダを Warehousing Order、または Warehouse Order といいます。