工順作業別段取クラスおよび状況 (tirou1104m000)

セッションの目的:  特定の品目の作業とリンクしている段取クラスおよび段取状況をチェックします。

 

製造品目
完成品および半組立品を製造できる品目。製造品目は、通常、組立で使用される構成要素を記述する部品表と、組立方法を記述する工順に関連しています。製造品目は生産品目とも呼ばれ、購買することができます。
工順
品目を製造するために必要な作業の順序

作業ごとに、段取時間やサイクル時間に関する情報に加え、タスク、機械、ワークセンタが指定されます。

作業
品目を製造するために連続的に実行される工順の一連のステップの 1 つ

次のデータは、工順作業時に収集されます。

  • タスク。切断など
  • タスクを実行するために使用される機械 (オプション)。切断機など
  • タスクが実行される箇所 (ワークセンタ)。木工作業など
  • タスクの実行に必要な従業員数

このデータはオーダリードタイムの計算や製造オーダの計画、標準原価計算に使用されます。

段取クラス
品目を製造するために機械をどのように設定するかを示す、品目の特徴のタイプ。段取クラスにより、2 つの作業の間に機械や工具を切り替えるために必要とする時間が決まります。段取クラスは、一連の段取状況で構成されています。段取状況のマトリックスで、特定の段取り切り替え時間を定義できます。

段取クラスの例には、色や厚さがあります。段取クラスが色の場合、段取状況は赤、緑、白、黒などになります。

段取状況
作業にリンクされた品目の特徴。2 つの連続する作業の段取状況によっては、機械の段取り替え時間が長くなることもあれば、さほど長くならないこともあります。一連の段取状況で段取クラスが構成されます。

段取クラスが色の場合、段取状況の例は赤、緑、白、黒などになります。