ワークセンタ/タスク別段取クラスおよび状況 (tirou0112m000)

セッションの目的:  製品特徴/オプションの組合せを段取クラスおよび段取状況と照合します。この照合は、タスクとワークセンタの特定の組合せにリンクされます。

製品特徴/オプションと段取クラスおよび段取状況との照合は、段取の最適化を使用して、構成されている品目の段取時間を最小限に抑える場合に便利です。

 

タスク
品目を製造または修理するための活動。たとえば、切断、穴あけ、塗装などです。

タスクはワークセンタで実行され、機械と関連付けることができます。

ワークセンタ
同じ能力を持つ、1 人以上の従業員または 1 台以上の機械から構成される特定の製造エリア。これは、能力所要量計画と詳細スケジュールの 1 単位と見なすことができます。
製品特徴
結合した後に構成可能品目にリンクされて製品バリアントを構成する特徴。特徴の 1 例として色があります。
オプション
各製品特徴のそれぞれのオプションは、製品の特徴を指定します。例として、赤は、特徴色のオプションになります。
段取クラス
品目を製造するために機械をどのように設定するかを示す、品目の特徴のタイプ。段取クラスにより、2 つの作業の間に機械や工具を切り替えるために必要とする時間が決まります。段取クラスは、一連の段取状況で構成されています。段取状況のマトリックスで、特定の段取り切り替え時間を定義できます。

段取クラスの例には、色や厚さがあります。段取クラスが色の場合、段取状況は赤、緑、白、黒などになります。

段取状況
作業にリンクされた品目の特徴。2 つの連続する作業の段取状況によっては、機械の段取り替え時間が長くなることもあれば、さほど長くならないこともあります。一連の段取状況で段取クラスが構成されます。

段取クラスが色の場合、段取状況の例は赤、緑、白、黒などになります。