活動概要 (tipcs4503m000)

セッションの目的:  活動のデータを表示します。

注意

ズーミングによってこのセッションを開始した場合は、レコードの検索と選択のみができます。

 

プロジェクト
特定の顧客オーダに対して特別に実行される、製造アクションと購買アクションの集まり。プロジェクトは、それらの品目の製造を計画および調整ために開始されます。

標準受注生産の場合、プロジェクトは品目と顧客オーダをリンクするためだけに使用します。それ以外の場合、プロジェクトには次の項目を含むことができます。

  • カスタマイズ品目データ (部品表および工順)
  • プロジェクト計画 (活動計画)

予算は特別なタイプのプロジェクトです。予算は計画と見積に使用されます。製造の実行には使用されません。

関連トピック

活動
プロジェクトのネットワーク計画における活動
検索キー
検索時に便利な、記述の代替形式。通常、略語、頭字語、または正式な記述を想起しやすい語が使用されます。
タスク
活動にリンクされているタスクの番号が表示されます。
ワークセンタ
活動を実行するワークセンタのコードが表示されます。
活動管理者
プロジェクト活動を計画または実行する責任を負う人
活動見積
このフィールドは、選択された活動について見積原価を計算するかどうかを示します。
テキスト
このフィールドは、テキストが存在するかどうかを示します。
活動持続期間
活動の持続期間とは、その活動に対して計画されている (作業) 日数です。
最早開始日
活動を開始できる最も早い日付。ネットワーク計画の生成 (tipcs4210m000) セッションを使用してこの日付を決定します。
最遅開始日
活動を開始できる最も遅い日付。ネットワーク計画の生成 (tipcs4210m000) セッションを使用してこの日付を決定します。
最早終了日
活動を完了できる最も早い日付。ネットワーク計画の生成 (tipcs4210m000) セッションを使用してこの日付を決定します。
最遅終了日
活動を完了できる最も遅い日付。ネットワーク計画の生成 (tipcs4210m000) セッションを使用してこの日付を決定します。
合計余裕
活動の合計余裕時間は、関連プロジェクトの計画完了日付に影響することなく活動をシフトできる最大時間数で、(作業) 日数で示されます。

合計余裕時間は次のように計算されます。

合計余裕 = 最遅終了日 - 最早開始日 - 活動持続期間

最終終了日と最早開始日はプロジェクト日で示されます。

関連トピック

フリー余裕
1 つの活動と次の活動との間のフリー余裕時間。フリー余裕時間は、関連する他の活動の進捗の妨げにならない範囲で、活動を延長できる日数を示します。

関連トピック

最早開始週
活動を開始できる最も早い週
年度
活動を開始できる最も早い週が含まれている年度
最遅開始週
活動を完了できる最も早い週
年度
活動を完了できる最も早い週が含まれている年度
最早終了週
活動を開始できる最も遅い週
年度
活動を開始できる最も遅い週が含まれている年度
最遅終了週
活動を完了できる最も遅い週
年度
活動を完了できる最も遅い週が含まれている年度
希望開始日
希望開始日は、活動の実行を開始する日付です。この日付は参考情報の目的でのみ使用します。ただし、希望開始日はネットワークメッセージの生成 (tipcs4211m000) セッションで、最早終了日、最遅終了日および参照日と比較されます。これによって、例外メッセージが作成されます。
希望終了日
希望終了日は、活動の実行を終了する日付です。この日付は参考情報の目的でのみ使用します。ただし、希望終了日はネットワークメッセージの生成 (tipcs4211m000) セッションで、最早終了日、最遅終了日および参照日と比較されます。これによって、例外メッセージが作成されます。
概略能力所要量
活動を実行するための、時間単位の一括必要能力
能力所要量総計
活動の実行が計画されているワークセンタに基づく、時間単位の能力所要量総計。この能力所要量総計は、プロジェクト構造とプロジェクト設計に基づいて、プロジェクト見積能力総計 (tipcs4201m000) セッションで計算されます。最初に、作業をカスタマイズ工順の活動にリンクしておく必要があります。

能力所要量総計は参考情報の目的でのみ表示され、活動別の概略計画時間のチェックまたは監視に使用できます。

使用可能能力[時/日]
1 日あたりの時間数で示される各従業員または機械についての使用可能能力。活動のデフォルトの持続期間は、この能力に基づいて対応する公式を使用して計算されます。
計画係数
計画係数は、活動の実行で同時に使用される従業員または機械の数を表します。この係数は、一括能力所要量および日次使用可能時間に基づくデフォルトの活動持続期間の計算にのみ使用されます。
所要クリティカル能力
活動に要した実際時間数。この値は、活動にリンクされている取引の時間数に基づいて、時間および経費の処理 (bptmm1203m000) セッションで自動的に更新されます。

ネットワーク計画の生成 (tipcs4210m000) セッションで計算された消費時間数が表示されます。

実際開始日
活動の実際開始日は、活動が開始された日付です。時間および経費の処理 (bptmm1203m000) セッションにより取引時間が処理されるとき、またはネットワーク計画の生成 (tipcs4210m000) セッションによりネットワーク計算が実行されるとき、実際開始日が入力されます。
実際終了日
活動の実際終了日は、時間が最後に消費された日付、または活動が完了した日付です。時間および経費の処理 (bptmm1203m000) セッションにより取引時間が処理されるとき、またはネットワーク計画の生成 (tipcs4210m000) セッションによりネットワーク計算が実行されるとき、実際終了日が入力されます。この日付はマニュアルで変更できます。
完成率
このフィールドは、活動が完了したかどうかを示します。