標準受注生産の場合、プロジェクトは品目と顧客オーダをリンクするためだけに使用します。それ以外の場合、プロジェクトには次の項目を含むことができます。
- カスタマイズ品目データ (部品表および工順)
- プロジェクト計画 (活動計画)
予算は特別なタイプのプロジェクトです。予算は計画と見積に使用されます。製造の実行には使用されません。
プロジェクト別中間売上原価および収益の計算 (tipcs3290m000)セッションの目的: PCS プロジェクトの中間売上原価 (COGS) および中間利益を計算します。中間売上原価および中間利益は、完成品の出荷前に PCS プロジェクトの中間結果を確認するときに便利です。 中間売上原価および中間利益は、プロジェクトの完了の割合 (POC) にもとづいて計算されます。プロジェクト詳細 (tipcs2130m000) セッションの 完了度にもとづく計算方法フィールドの設定により、POC の計算方法が決まります。計算方法は、特定の日付までの原価、時間進捗、またはマニュアル入力のいずれかです。 計算された中間売上原価および中間利益は、プロジェクト別中間売上原価および収益 (tipcs3190m000) セッションで表示およびメンテナンスできます。プロジェクト詳細 (tipcs2130m000) 詳細セッションの原価構成要素別に中間売上原価と収益を転記チェックボックスがオンの場合、原価構成要素別売上原価 (tipcs3191m000) セッションで原価構成要素別に売上原価を表示することもできます。 中間売上原価および中間利益の計算方法の詳細については、プロジェクト管理 (PCS) における中間利益確認の手順を参照してください。
プロジェクト 特定の顧客オーダに対して特別に実行される、製造アクションと購買アクションの集まり。プロジェクトは、それらの品目の製造を計画および調整ために開始されます。 標準受注生産の場合、プロジェクトは品目と顧客オーダをリンクするためだけに使用します。それ以外の場合、プロジェクトには次の項目を含むことができます。
予算は特別なタイプのプロジェクトです。予算は計画と見積に使用されます。製造の実行には使用されません。 プロジェクト状況 プロジェクトの進捗を示します。
プロジェクト従業員 PCS プロジェクトで作業している従業員
計算オフィス プロジェクトまたは製造オーダの企業単位を決定し、管理機能を持つワークセンタ 製造オーダについては、計算オフィスが通常のワークセンタとしての役割を果たすことができるため、計算オフィスで作業を行うことができます。 計算グループ ユーザが財政的に比較するプロジェクトのグループを表すコード 計算グループを次の項目に割り当てることができます。
検索キー 検索時に便利な、記述の代替形式。通常、略語、頭字語、または正式な記述を想起しやすい語が使用されます。 完了度にもとづく計算方法 完了の割合 (POC) は、終了した PCS プロジェクトの作業の割合です。POC 方法は、割合の計算方法を決定します。 指定可能な値 見積原価計算を実行
このチェックボックスがオンの場合、PCS プロジェクトの見積原価が計算されます。プロジェクトの原価は、プロジェクトにリンクされているプロジェクト数量を考慮した品目の原価、見積付加費用、および活動の見積原価にもとづいています。計算済の PCS プロジェクトの見積原価は上書きされます。 このチェックボックスがオフの場合、見積プロジェクト原価は計算されずに、プロジェクト別標準原価 (tipcs3560m000) セッションの値が取得されます。
注意
中間売上原価および中間利益の計算中は、プロジェクト別標準原価 (tipcs3560m000) セッションを実行しないでください。この 2 つのプロセスは相互に干渉する場合があり、データが破壊される恐れがあります。 参照日 中間売上原価および中間利益を計算する期間の終了日とみなす日付。以前の日付にさかのぼって指定することもできます。
計算 中間売上原価および中間利益を計算する場合にクリックします。
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