製品バリアント (プロジェクト) 構造の生成 (tipcs2220m000)

セッションの目的:  一般品目から製品構造を生成するか、または既存のプロジェクトの製品バリアント構造を再生成します。

注意

一般品目に関する製品構造が生成されると、生成された品目データのカスタマイズチェックボックスがオンになります。

生成された品目の PCS 使用チェックボックスがオンの場合、製品構造は、PCS プロジェクトで生成されます。

 

既存の製品バリアントを再生成
このチェックボックスがオンの場合、既存の製品バリアント構造が削除され、新規製品バリアント構造が生成されます。このアクションによって、既存の販売オーダラインおよび販売見積ラインが更新されます。

このチェックボックスがオフの場合、新規製品バリアント構造が生成されます。

品目
特定のプロジェクトについての顧客仕様で生産された品目。カスタマイズ品目は、カスタマイズ部品表やカスタマイズ工順を持つことができ、標準品目としては通常は使用できません。ただし、カスタマイズ品目は標準品目または一般品目から派生できます。

関連トピック

一般品目
複数の製品バリアントに存在する品目。一般品目に対して製造活動を実行する前に、品目を設定して、必要な製品バリアントを決定する必要があります。

一般品目: 電気ドリル

オプション:

  • 3 つの電源 (バッテリー、12 V または 220 V)
  • 2 色 (青、グレー)

合計 6 つの製品バリアントをこれらのオプションで製造できます。

製品バリアント
このフィールドで、製品バリアントを選択します。
プロジェクト
特定の顧客オーダに対して特別に実行される、製造アクションと購買アクションの集まり。プロジェクトは、それらの品目の製造を計画および調整ために開始されます。

標準受注生産の場合、プロジェクトは品目と顧客オーダをリンクするためだけに使用します。それ以外の場合、プロジェクトには次の項目を含むことができます。

  • カスタマイズ品目データ (部品表および工順)
  • プロジェクト計画 (活動計画)

予算は特別なタイプのプロジェクトです。予算は計画と見積に使用されます。製造の実行には使用されません。

参照日
カスタマイズ製品構造が生成されるときに、部品表と工順作業が正展開された日付。
プロジェクト参照日を更新
このチェックボックスがオンの場合、プロジェクトの参照日がこのセッションの参照日によって更新されます。

このチェックボックスがオフの場合、プロジェクトの参照日はこのセッションの参照日によって更新されません。

生成方法
このフィールドで、プロジェクト構造の生成に使用する方法を指定できます。

指定可能な値

次の方法を選択できます。

  • 受注設計
    カスタマイズ品目、カスタマイズ部品表およびカスタマイズ工順を含む品目の製品構造が生成されます。
  • 標準オーダ
    カスタマイズ部品表およびカスタマイズ工順を含まない品目の PCS プロジェクトも作成されます。PCS プロジェクトは、カスタマイズ品目の原価の追跡など、主にペギングの目的で使用されます。
注意

一般品目の場合は、品目構造の一般パートについて、PCS プロジェクト、カスタマイズ部品表、およびカスタマイズ工順が作成されます。ただし、製造部品表を持つ品目構造の (下位レベルの) 部分では、品目はカスタマイズになりますが、カスタマイズ部品表およびカスタマイズ工順は生成されません。

標準品目在庫をチェック
このチェックボックスがオンの場合、標準品目の在庫レベルがチェックされます。標準品目の在庫が十分ある場合、カスタマイズ品目は生成されません。在庫がない場合、または不十分な場合は、カスタマイズ品目が生成されます。
価格見積ラインを更新
このチェックボックスがオンの場合、既存の見積ラインの価格が更新されます。
価格販売オーダラインを更新
このチェックボックスがオンの場合、既存の販売オーダラインの価格が更新されます。
警告を出力
このチェックボックスをオンにすると、セッションを実行しているときのすべての警告が出力されます。

 

生成
製品構造バリアントの生成が開始されます。