製品バリアントの有効化 (tipcf5200m000)

セッションの目的: 

  • 企業間で EDI を介して交換される複数の製品バリアントの有効性を即時に確認します。
  • ある範囲の製品バリアントの販売価格を計算します。
  • 有効性確認の処理中に発生したエラーを表示します。
  • どの製品バリアントの構成が無効かをチェックします。
注意

このセッションでは、選択された範囲に対して次のアクションが実行されます。

  1. 製品コンフィギュレータ (tipcf5120m000) セッションの機能を対象に製品バリアントの有効性を確認します。バリアントの構成が有効な場合に、製品バリアントの有効性が製品コンフィギュレータで確認されます。構成が有効な場合、製品バリアント (tipcf5501m000) セッションの製品バリアント有効チェックボックスがオンになります。バリアントの構成が無効な場合は、製品コンフィギュレータ (tipcf5120m000) セッションで製品バリアントの構成を変更する必要があります。

製品バリアント販売価格構成の計算 (tipcf5230m000) セッションの機能を使用して、製品バリアントの販売価格を計算します。

販売価格を上書きチェックボックスがオンの場合、販売オーダライン (tdsls4101m000) セッションまたは販売見積ライン (tdsls1501m000) セッションで製品バリアントについて計算された既存の販売価格が、新規に計算された販売価格で上書きされます。

 

製品バリアント
構成可能品目の一意の構成。バリアントは構成処理に由来し、特徴オプション、構成要素、作業などの情報を含みます。

構成可能品目: 電気ドリル

オプション:

  • 3 つの電源 (電池、12 V または 220 V)
  • 2 色 (青、灰)

これらのオプションから合計 6 つの製品バリアントが生じます。

販売価格を上書き
このチェックボックスがオンの場合、 販売オーダライン (tdsls4101m000) セッションまたは販売見積ライン (tdsls1501m000) セッションで製品バリアントについて計算された既存の販売価格が、新規に計算された販売価格で上書きされます。
取引先
一般的には顧客の購買部署。つまり、企業が扱う商品またはサービスに対してオーダを出す取引先、企業がメンテナンスを請け負う設備機器の所有者、または企業が実行するプロジェクトの受益者を意味します。

販売先取引先との契約には次のような事柄が含まれます。

  • 別途取り決めない限り適用される、価格と値引についての合意内容
  • 別途取り決めない限り適用される、販売オーダについての合意内容
  • 受渡条件
  • 関連する出荷先取引先および請求先取引先