バケット定義ラインステーション基準 取引処理を使用した場合、引当とバックフラッシュは各バケットのラインステーションごとに実行されます。つまり、1 つのバケット内のすべてのラインステーションオーダが結合されます。このため、オーダ基準取引処理と比較すると、取引の数が少なくなります。 大きなバケットを使用した場合、取引の数が少なくなるので、パフォーマンスがさらに向上します。 バケットを定義したら、適切なメニューからバケットの生成を実行して、組立管理 で引当タイムフェンスすべてについてバケットを生成する必要があります。引当タイムフェンス内で引当が行われるため、期間の長さに対するバケットは、組立管理パラメータ (tiasc0100m000) セッションで定義されている引当範囲 と同じでなければなりません。 1 日ごとにバケット全数を定義しておくとよいでしょう。 これを行わないと、長さが異なるバケットになります。 たとえば、このフィールドに 10 時間と入力した場合、LN はそれぞれ 10 時間のバケットを 2 つと、4 時間のバケットを 1 つ (1 日が 24 時間であるため) 生成します。 組立オーダに多くの変更を加えた場合、変更が少ない場合と比べ、バケットは小さくなるはずです。
例
現在のセッションで次のように入力したとします。
組立管理パラメータ (tiasc0100m000) セッションの引当範囲 フィールドで、たとえば 5 日と入力できます。 バケットの生成オプションを選択すると、次のバケットが生成されます。
引当タイムフェンスが入力されているため、最後の 2 行が作成されています。
注意
バケット (tiasl1501m000) セッションで定義したバケットを表示できます。 ファイルメニューからバケット定義の出力を選択すると、このセッションで入力したデータを出力できます。
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