品目外注 - 設定
品目外注は、品目の製造工程全体を外注する場合に使用できます。品目外注を適用した場合、製造オーダは作成されません。
ステップ 3. 品目関連データ次の品目関連データを定義します。
品目基準データ
品目製造データ
外注先に資材を発送するには、品目 - 製造 (tiipd0101m000) セッションの
資材フローで外注チェックボックスをオンにします。
品目購買データ
品目 - 購買 (tdipu0101m000) セッションの
外注の購買価格フィールドに適切な価格を入力します。
品目販売データ
品目 - 販売取引先 (tdisa0510m000) セッションの
倉庫に出荷フィールドに、前のステップで定義した管理倉庫を入力します。
ステップ 4. 構成要素の供給データ次の方法によって外注先への構成要素の供給を調整できます。
オーダ固有の供給
オーダ固有の供給とは、外注購買オーダに供給がリンクされることを指します。供給数量は、購買オーダに必要な数量です。オーダ固有の供給を使用するには、構成要素と管理倉庫の正確な組合せに対して倉庫別品目データ (whwmd2510m000) セッションでその構成要素の供給システムをオーダ管理/個別供給にする必要があります。
オーダ固有の供給は、製造元と外注先の間で発生するか、または発注先と外注先の間で直接発生することがあります。
製造元 - 外注先
構成要素と管理倉庫の該当する組合せに関して倉庫別品目データ (whwmd2510m000) 詳細セッションの供給元倉庫チェックボックスをオンにします。
倉庫移動で供給が実行されます。
発注先 - 外注先
構成要素と管理倉庫の関連する組合せに関して倉庫別品目データ (whwmd2510m000) 詳細セッションの供給元倉庫チェックボックスをオフにします。
出荷元取引先フィールドと購買元取引先フィールドに発注先を入力します。
購買オーダで供給が実行されます。
バルク供給
バルク供給とは、外注購買オーダに関係なく、外注先に構成要素が見込み発送されることを指します。外注 (管理) 倉庫について次のいずれかの方法を選択する必要があります。
供給システム
バルク供給を生成する場合は、構成要素と管理倉庫の正確な組合せについて
倉庫別品目データ (whwmd2510m000) 詳細セッションで
時系列オーダポイント、
カンバン、または
オーダ管理/バッチ供給を選択できます。注意: 管理倉庫と供給倉庫を
クラスタに割り当てる場合、クラスタは同じものである必要があります。同じではない場合、これらの倉庫をクラスタ化してはなりません。
企業計画
企業計画を使用してバルク供給を生成する場合は、メイン倉庫とは異なるクラスタに管理倉庫を割り当てておく必要があります。また、2 つの倉庫間の配分関係も定義しておく必要があります。倉庫別品目データ (whwmd2510m000) 詳細セッションで定義されている供給システムは、必ず
オーダ管理/個別供給でなければなりません。クラスタの詳細については、
企業計画でのクラスタを参照してください。
ステップ 5. 条件次の場合に条件を定義します。
- 構成要素が販売オーダで出荷される場合
- 構成要素を計画する責任が外注先にある場合
合意の詳細については、条件の設定を参照してください。
ステップ 6. 販売契約構成要素が外注先によって計画されるか、または販売オーダで出荷される場合は、販売契約 (tdsls3500m000) セッションで契約を定義します。販売先取引先フィールドに外注先のコードを入力する必要があります。条件 ID フィールドを使用して、該当する条件合意をリンクさせます。
販売契約ライン (tdsls3501m000) セッションで残りの契約を定義します。
ステップ 7. 部品表
部品表 (tibom1110m000) セッションで外注品目の部品表を作成します。
外注先による供給チェックボックスをオフにすると、外注品目で使用される構成要素が外注先に発送されます。このチェックボックスがオンの場合、構成要素は外注先によって直接供給されます。