会計取引としての付加費用このトピックでは、特定タイプの会計取引である付加費用について説明します。ここでは特に、プロジェクト開始フィールドの値について解説します。 次の取引に関しては、プロジェクト開始フィールドが常に空になります。
付加費用は品目付加費用 (ticpr1110m000) セッションで定義されます。付加費用に関する会計取引は、物理的取引と同時に実行されます。品目を倉庫に入出庫し、いくつかの付加費用を定義したら、表に記載されている取引を記帳します。また、品目自体の付加費用を定義して、この値を記帳することも必要です。 これらの取引の追加先は、プロジェクト終了フィールドに表示される仕掛品および実際原価だけに限定されるため、プロジェクト開始フィールドは常に空になります。事実上、付加費用の派生元が存在しない (つまりプロジェクト開始フィールドが空である) ため、これらの付加費用はプロジェクト終了フィールドに表示されるプロジェクトに記帳されます。
例 1
1 品目 A_ITEM1 を購入して、この品目を倉庫 WH1 に入庫するとします。金額 ?100,00 を在庫に記帳して、?10,00 の付加費用を品目 A_ITEM1 の棚卸資産評価額に加算する必要があります。
例 2 例 1 を、例 2 のベースとして取り上げます。
品目 A_ITEM1 を WH1 から WH2 に転送するとします。WH2 に関しては付加費用が未定義ですが、?5,00 の付加費用 (出庫) を記帳する必要があります。
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