組立オーダ

計画オフライン日がロールオフラインの組立オーダタイムフェンス内にある製品バリアントに対して組立オーダを作成します。組立オーダは組立計画で作成しますが、保存と実行には組立管理を使用します。会社が複数存在する状況では、会社ごとに組立オーダを作成します。組立オーダは、実現済の組立ライン (製造工程で使用するために発行された組立ラインを指します) に対してのみ作成することができます。

組立オーダ状況

組立オーダの状況は、次のいずれかです。

  • 計画
  • 順序付
  • 進行中
  • 完了予定
  • 完了
  • クローズ
  • 取消
組立オーダの進捗
  • 組立オーダの生成 (tiapl3201m000) セッションで組立オーダが生成されたときの初期状況は計画です。この状況が発生すると、ラインステーションオーダラインステーションバリアントおよび交換可能な構成が生成されます。ラインステーションオーダは、同じ会社のメインラインおよび供給ラインの両方に対して生成されます。組立ライン構造 (セグメントおよびラインステーション) はあらかじめ定義しておく必要があります。
  • 組立オーダは、組立管理 (ASC) モジュールにおけるライン順序とライン規則のタイプのオンラインマニュアルトピックで説明されているように、順序付です。順序付けされたオーダは、バッファ - 組立オーダ (tiasl6520m000) セッションの適切なメニューから開始できます。別のラインステーションからのオーダ開始要求は、要求開始 - ラインステーションの組立オーダ (tiasc4200m000) セッションを使用して、(またはプロセストリガ定義 (tiasl8100m000) セッションを使用してワークフローの一部として) 調整できます。
  • 最初のラインステーションオーダの完了をレポートすると、組立オーダの状況が進行中になります。ラインステーションオーダの完了をレポートするには、ラインステーション - 組立オーダ (tiasl6510m000) またはバーコードによるラインステーションオーダの完了レポート (tiasc2211m000) セッションを使用します。ラインステーションオーダの完了を、計画した順序とは別の順序でレポートすると、オーダが自動的に再スケジュールされます。

組立オーダを実行する前に、組立部品を割り当てる必要があります。詳細については、組立部品引当の構築 (tiasc7240m000) のヘルプを参照してください。

オーダは、開始後も交換可能な構成を有する限りは、交換可能です。構成の交換 (tiasl4240m000) セッションを使用します。

完了予定: オーダの完了がレポートされた場合、組立オーダの状況が完了予定になります。

完了: 倉庫管理で、在庫に納入する必要のある製造品目の入庫手順が完了するとすぐに、組立オーダの状況が完了になります。ラインステーションオーダの完了をレポートしたら、時間数および資材を対象に組立のバックフラッシュを実行することができます。

クローズ: 組立オーダは組立オーダのクローズ (tiasc7210m000) セッションで (組立ライン - ライン混成 (tiasc2501m000) 適切なメニューから) クローズできます。組立オーダをクローズすると、その組立オーダの会計取引が作成されます。組立オーダをクローズできない場合は、エラーメッセージが送出されます。仕掛品振替の記帳は、組立オーダの計算オフィスで記録されます。

組立管理におけるシリアル番号付品目

ライン順序を確認し終えると、組立ラインの完成状態構造が生成されます。シリアル番号付品目を使用すると (つまり、品目 (tcibd0501m000) セッションのシリアル番号チェックボックスがオンの場合)、このステージでシリアル番号 (たとえば、自動車の VIN) が生成されます。

次のアクションを組立オーダに対して実行すると、組立オーダのシリアル番号付品目の完成状態構造の状況 (つまり、シリアル番号) に影響します。

  • ライン順序の確認
  • 組立オーダ完了のレポート
  • 組立オーダのクローズ
  • 組立オーダの再オープン
  • ラインステーションオーダ完了の取消