バックフラッシュ手順

LN においてバックフラッシュは、次の手順に従って実行されます。

ステップ 1. 

次のどちらかのセッションで、数量を完了または不合格としてレポートすると、バックフラッシュが開始されます。

  • 作業の完了レポート (tisfc0130m000) セッション
  • オーダの完了レポート (tisfc0520m000) セッション
ステップ 2. 

デフォルトのバックフラッシュ数量は、次のように計算されます。

バックフラッシュ数量 = (完了としてレポートされた数量 + 不合格としてレポートされた数量) - 前回のバックフラッシュ数量

このデフォルト数量 (修正可) は、バックフラッシュ予定数量フィールドに表示されます。

ステップ 3. 

次の手順は、製造オーダパラメータ (tisfc0100s000) セッションのバックフラッシュ方法フィールドの値に依存します。

  • 自動: ユーザ相互関係なしでバックフラッシュが進行します。
  • 対話式: バックフラッシュを実行する必要があるかどうかを尋ねるメッセージが表示されます。
  • マニュアル: 資材および時間のバックフラッシュ (tisfc0220m000) セッションを使用してバックフラッシュを実行しなければなりません。
ステップ 4. 

LN次のセッションで、出庫済資材および計算された時間が処理されます。

注意

バックフラッシュを使用することにより、次のセッションでさらに追加出庫数量を記録して追加時間を計上することができます。

  • 製造オーダの出庫資材 (ticst0101m100) セッション
  • 従業員概要別時間および経費 (bptmm1100m000) セッション。このセッションでは、これらの数量および時間が、バックフラッシュされた数量および時間数に加算されます。