作業原価 (労務、機械、間接費) の計算作業費は、労務費、機械費、および間接費の算出によって求められます。 ワークセンタがメインワークセンタまたはサブワークセンタの場合、LN では最初に標準原価計算パラメータ (ticpr0100m000) セッションの作業費レートタイプフィールドの設定値がチェックされます。パラメータ値がワークセンタレートの場合、ワークセンタの作業費レートコードが読み込まれます。労務費、機械費、および間接費単価の数値を記録する際には、作業費レート (ticpr1150m000) セッションで選択された原価計算コードに対応する作業費レートコード (前述) が使用されます。 このデータに基づいて、関連作業の実施に要する労務費および機械費が、次の公式を使用して計算されます。 労務費 = 人時間 x 労務単価 機械費 = 機械時間 x 機械費単価 間接費の計算基準に人時間または機械時間のどちらかを使用するかは、間接費の計算に用いられる方法 (作業費レート (ticpr1150m000) セッションで設定される) に応じて異なります。この計算を行うには、次の公式を使用します。 間接費 = 人時間または機械時間 x 間接費単価 直接原価計算の原則に従い、原価計算コードは間接費を含みません。 作業の作業費は労務費、機械費、および間接費で構成されます。 作業費レートタイプフィールドがタスク関係レートの場合、タスクの作業費レートコードが読み込まれ、上述と同じサイクルが実行されます。
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