作業状況

作業状況には、製造プロセスにおける作業ステージに関する情報が示されます。状況については、作業状況値を参照してください。

作業状況が変更されるしくみ

前の全作業の完了数量が、該当作業の最小オーダ数量の完了レポートに十分な数量になると、作業状況は前の作業によって開始準備完了に設定されます。

作業が開始済作業状況になるのは、その作業の完了数量をレポートした場合です。完了数量は、作業の完了レポート (tisfc0130m000) セッションでレポートしてください。

次のような仕掛品取引を作業対象にして実行すると、作業が有効作業状況になります。

作業の完了レポート (tisfc0130m000) セッションでは、作業を次のいずれかの作業状況に設定できます。

  • ブロック
  • 完了
  • クローズ
作業状況を完了から有効にリセットする方法

製造オーダパラメータ (tisfc0500m000) セッションの前回作業の訂正可能チェックボックスがオンの場合、製造オーダのすべての作業の作業状況完了から有効に一括で変更できます。

作業状況は以下の 2 つのセッションでリセットできます。

  • 製造オーダ状況完了予定または完了済ではなく、そのすべての作業の状況が完了である場合、作業状況を有効にリセットするには次の手順を実行します。

    1. オーダの完了レポート (tisfc0120s000) セッションを開始します。
    2. 特定メニューで、すべての未完了作業をクリックします。
  • 製造オーダの状況が、完了予定完了済、またはクローズの場合、作業状況を製造オーダ状況と一緒にリセットするには、製造オーダ状況のリセット (ticst0203m000) セッションを使用します。