完了作業のレポート

ある作業において全品目の処理が済めば、その作業の完了をレポートできます。作業がカウントポイントでない限り、作業完了のレポートは必須ではありません。

この作業完了レポートは、作業の完了レポート (tisfc0130m000) セッションで実行できます。

完了した作業をレポートすると、作業状況完了に変わります。作業状況は必要に応じて開始済にリセットできます。

品質管理

状況によっては、作業の検査オーダの処理を終えないうちは作業完了をレポートできない場合があります。これについては、製造作業に対する品質管理の使用で説明されています。

ブロック作業

ブロックされた作業は、完了としてレポートすることができません。

完了および不合格数量

品目のどの数量が正しく完了したか、および所要数量と一致しないために不合格にする必要のある量を指定する必要があります。詳細は、完了および不合格数量のレポートを参照してください。

完了した作業をレポートするときに、レポートされる数量が、前回作業でレポートされた数量と一致しない場合には、自動的に前回の作業が更新されます。実行方式は、製造オーダパラメータ (tisfc0100s000) セッションの先行作業のレポート方法フィールドによって決まります。

ある作業の完了がレポートし終えたときに、それ以前の作業がすべて完了していなければならない。

以前に完了した作業をすべて同じ方法でレポートすることもできます。ただし、カウントポイント作業は、フォローアップ作業を介して自動的にレポートすることはできません。これらの作業は個別にレポートしてください。

品目を不合格としてレポートすると、不合格の理由を入力するよう要求される場合があります。

作業現場管理オーダグループ

オーダグループ別作業の完了レポート (tisfc0205m000) セッションでは、作業現場管理オーダグループに属す全製造オーダに関して、作業完了をレポートできます。