オーダ状況の変更

オーダ状況は、特定のセッションの影響を受ける可能性があります。通常の手順の後、オーダ状況は計画済からクローズに変更されます。通常の手順において製造オーダ状況変更に用いる主なセッションには、次のものがあります。

  • 製造オーダ文書の出力 (tisfc0408m000)
  • 製造オーダの発行 (tisfc0204m000)
  • オーダの完了レポート (tisfc0520m000)
  • 製造オーダのクローズ (ticst0201m000)。この手順については、製造オーダ状況のトピックで詳しく説明します。

オーダ状況にその他の変更を加えるには、次のセッションを使用します。

  • 製造オーダの再処理 (tisfc1203m000)。製造オーダの再処理 (tisfc1203m000) セッションを使用できるのは、オーダ状況が計画済か、または文書出力済の場合です。このセッションでは、オーダ状況が計画済に変更されます。このセッションでは、製造オーダに適用された手動による変更をすべて取り消すこともできます。部品表 (BOM) または工順の変更内容は、再処理済製造オーダに組み込まれます。
  • 製造オーダ状況のリセット (ticst0203m000)。製造オーダ状況のリセット (ticst0203m000) セッションでは、製造オーダ状況がクローズから完了済にリセットされます。この後、再び製造オーダ用の資材および時間の予約が可能になります。
注意

製造オーダの会計取引を削除してしまうと、オーダをリセットできなくなります。

  • 製造オーダの取消 (tisfc0202m000)。製造オーダの取消 (tisfc0202m000) セッションを使用できるのは、オーダ状況が 発行済か、または有効の場合です (ただし、製造オーダに対していっさい作業が実行されなかったことを前提とします)。このセッションでは、オーダ状況が完了済に変更されます。出庫済資材が在庫に返却されると、すぐに製造オーダが削除されます。
注意

まだ発行されていない製造オーダを取り消すには、そのオーダを削除するだけで済みます。作業がすでに開始されている製造オーダは、取消や削除ができません。

  • 製造オーダのアーカイブ (ticst0250m000)。製造オーダのアーカイブ (ticst0250m000) セッションを使用できるのは、オーダ状況がクローズの場合です。このセッションではオーダ状況がアーカイブ済に変更され、製造オーダはアーカイブ会社に移動しますが運用環境では非表示になります。