製造オーダの優先順位製造オーダ、ワークセンタ、機械、タスクのなかから特別な配慮を要するものを特定するには、優先順位別製造オーダ計画の出力 (tisfc1410m000) セッションを使用します。 LN では、出力優先順位フィールドに指定されたオーダのデータが出力されます。また、出力優先順位フィールドに指定された基準に対して制限を設定することもできます。たとえば、スケジュールよりも 5 日遅れの製造オーダをすべて出力することもできます。 次のどれか 1 つをデータのソート基準にすることができます。
クリティカル比基準は、製造所要日数に対する納期までに製造に利用可能な日数の比率です。クリティカル比が 1 未満の場合、製造オーダはスケジュールより遅れます。 最早期日基準は、製造オーダの納期までに残された時間です。 製造オーダの優先順位基準は、製造オーダ (tisfc0101s000) セッションの優先順位フィールドの値です。 最短合計残余製造時間基準は、製造オーダの作業に要する残りの総日数です。この基準は、ほぼ完了したオーダを出力する場合に使用します。 スラックタイム基準は、納期から製造所要日数を差し引いた日付までには、製造に利用可能な日数と等しくなります。クリティカル比が負数の場合、製造オーダはスケジュールより遅れます。 詳細については、優先順位別製造オーダ計画の出力 (tisfc1410m000) セッションのオンラインヘルプを参照してください。 優先順位は、工具の返却先オーダの決定にも使用されます。
| |||