原価計算のための工順選択工順は次の計算に使用できます。
品目の標準原価計算における工順 品目の標準原価を計算する際には工順を使用できますが、どの工順が品目にリンクされているかを指定する必要があります。 品目 - 製造 (tiipd0101m000) 詳細セッションの数量依存工順チェックボックスがオフの場合、工順パラメータ (tirou0100m000) セッションで定義されるデフォルトの工順が LN によってチェックされます。品目 - 工順 (tirou1101m000) セッションの品目にデフォルトの工順コードもリンクされている場合、そのデフォルトの工順が品目の標準原価計算に使用されます。品目 - 工順 (tirou1101m000) セッションの品目にデフォルトの工順コードがリンクされていない場合、標準原価計算には工順がいっさい使用されません。 品目 - 製造 (tiipd0101m000) 詳細セッションの数量依存工順チェックボックスがオンの場合、複数のオーダ数量依存の工順を品目にリンクできます。当該品目の製造オーダの予定数量がまだ確定していない場合、適当な製造オーダ数量を想定して、どの工順が妥当であるかを判別する必要があります。オーダ数量は、品目 - オーダ処理 (tcibd2100m000) セッションで定義された品目オーダデータから導出されます。
製造オーダで使用される工順 製造オーダでは、工順を使用して製造オーダ原価を計算し、製造オーダのリードタイムを決定します。製造オーダ (tisfc0501m000) 詳細セッションの工順フィールドに適切な工順が表示されます。品目 - 製造 (tiipd0101m000) 詳細セッションの数量依存工順チェックボックスの設定に応じて、工順フィールドでデフォルト工順、またはオーダ数量依存の工順が選択されます。工順の決定方法は次のとおりです。
注意
工順フィールドに表示される工順はマニュアルで変更できます。
| |||