ファントム
注意
特定の状況では、ファントム品目は通常の構成要素として扱われます。この手順については後で説明し、最初にファントム品目の通常の手順について説明します。 製造品目の部品表 (BOM) で、品目をファントム品目として定義すると、ファントムの所要量はファントムの資材に直接展開されます。ファントム品目自体に対して資材要件は作成されません。 製造オーダを作成し、完成品の資材の 1 つがファントムである場合、次のようになります。
通常の構成要素としてのファントム ファントム品目は、次のような特定の状況に応じて通常の構成要素として扱われます。
品目がファントムである場合、品目製造データで使用可能在庫の有無を指定できます。 ファントム在庫を使用チェックボックスがオンになっている場合、LN では、ファントム品目の在庫の有無が最初にチェックされます。ファントムに関して、有効在庫の有無を指定できます。有効在庫がある場合、ファントムが通常の構成要素として扱われます。このため、有効在庫を使用して資材所要量を満たすことができます。所要量を満たすための十分な有効在庫がない場合、LN ではファントム品目の工順が主品目の工順に取り込まれます。つまり、ファントム品目を同じ製造オーダで製造できるということです。 ファントム在庫を使用チェックボックスがオフの場合、またはファントムの在庫が十分でない場合、合計数量に関してファントムが展開されます。 製造オーダへのファントムの追加 必要に応じて、既存の製造オーダにさらに資材を追加できるのと同じように、既存の製造オーダにファントムをマニュアルで追加することができます。詳細については、製造オーダでのファントムの追加および正展開を参照してください。
注意
ファントム品目の販売 予備部品などのファントムを販売する場合は、販売オーダを作成する必要があります。デフォルトでは、LN により、販売オーダライン (tdsls4101m000) セッションでファントムの販売オーダラインに対して在庫処理フィールドが構成要素別に設定されます。在庫処理フィールドに構成要素ではなくファントムを取り込むには、値を構成要素別から主品目別に変更します。
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