資材と作業の発効日

発効日および失効日

部品表中の資材ライン、および工順における作業では、製造オーダで使用できる有効期間が限られます。

資材および作業ごとの有効期間は、次のセッションの発効日フィールドおよび失効日フィールドに示されます。

  • 部品表 (tibom1110m000)
  • 工順作業 (tirou1102m000)

次の有効期間は、製品の構造に関する履歴データの記録に使用できます。

失効日を入力しないと、自動的に最長の失効日が設定されます。

部品表中の資材

1 つの位置番号につき複数の資材ラインを入力できます。資材ラインはそれぞれ固有の有効期間を有するため、連続して使用できます。ラインはそれぞれ連番で区別されます。連番は位置番号の後ろに続きます。

位置番号連番品目数量発効日失効日
10/1B0001224 個01/01/9003/03/93
10/2B0103724 個03/03/9306/06/93
10/3B0103720 個06/06/9301/19/38
10/1M002434 個01/01/9001/19/38

 

1993 年 3 月 3 日に、品目 B00012 24 個が品目 B01037 24 個で置換されました。1993 年 6 月 6 日には、数量が 20 個に減少しました。

注意

有効期間は重複してはなりません。重複している場合、資材または作業のなかから最初に有効になったものが使用され、残りは無視されます。

工順における作業

工順における作業は、複数のバージョンを入力できます。各バージョンには固有の有効期間があります。ラインはそれぞれ連番で区別されます。連番は位置番号の後ろに続きます。

製造オーダの発効日

製造オーダ (tisfc0501m000) セッションの参照フィールドに別の発効日が指定されていない場合、製造オーダが作成されるときの有効資材および作業は現在の日付のものが使用されます。

将来の日付 (たとえば、3 月 3 日) 付けで製造品目の資材の変更を計画するには、次のようにします。

  1. 現在の資材の失効日を 3 月 3 日に設定します。
  2. 古い資材と同じ位置番号を使用 (ただし、別の連番を使用) して、新しい資材を入力します。
  3. 発効日を 3 月 3 日に設定します。