製造におけるリードタイムLN の場合、リードタイムは製造開始日から納期までの品目の製造にかかる時間を指します。企業計画と製造では、製造計画の目的にリードタイムが使用されます。 作業リードタイム 製造で工順作業ごとにリードタイムを定義できます。LN では、作業リードタイムの計算にリードタイム要素が使用されます。 LN では、ワークセンタ (tirou0101m000) セッションから工順作業 (tirou1102m000) セッションのキュー時間、待機時間、および移動時間のデフォルト値が取得されます。取得されたデフォルト値は、工順作業 (tirou1102m000) セッションで変更できます。 製造オーダリードタイム LN では、すべての作業リードタイムを合算して製造オーダリードタイムが計算されます。転送バッチ数量が定義されているために作業の重複が生じている場合、LN では、より複雑な計算を使用してリードタイムと製造オーダ計画が算出されます。詳細については、製造オーダリードタイム (転送バッチ数量) を参照してください。
注意
以前のバージョンの LN では、ワークセンタがメインワークセンタを持つサブワークセンタである場合に、次の作業が別のワークセンタで実施されると、メインワークセンタの待機時間がサブワークセンタの待機時間に加算されていました。また、その作業が以前の作業とは別のワークセンタで実施された場合やその作業が最初の作業であった場合は、メインワークセンタのキュー時間がサブワークセンタのキュー時間に加算されていました。 現行バージョンの LN では、この機能が削除されました。現行バージョンの LN では、メインワークセンタの使用が企業計画での能力データの集計に限定されるようになりました。また、メインワークセンタとサブワークセンタからのキュー時間および待機時間の合算が廃止されました。
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