組立部品の引当

  • 製品設計数量

    組立部品の引当は製品設計に基づきます。製品設計を利用した引当は、資材所要量を計算する上で、処理速度は高速なものの、返される値は概算値になります。各設計モジュールに対する組立部品の数が、実際の販売オーダおよび仮定の 「仮オーダ」 からの需要に基づいて計算されます。設計モジュールは、電気系統やトランスミッションといった特定のシステムに対する、工順、組立ライン、オプションなどを持たない標準的な部品のグループです。設計モジュールは実際に製造されるものではなく、設計や計画専用です。

  • プロセス設計数量

    組立部品の引当はプロセス設計に基づきます。LN では、オプション組合せや製品構造など、組立ラインのあらゆる関連データを使用して、組立部品の所要量が計算されます。

  • 両方の最大

    プロセス設計数量製品設計数量のどちらか大きい方が組立部品引当に使用されます。最大数量を使用することで、前述したプロセスのいずれかに基づく計算にエラーがあった場合でも、埋合せが可能です。