代替資材から使切資材の削除 (tibom0252m000)

セッションの目的:  使切資材の在庫を (ほとんど) すべて使い切った場合に、使切資材および代替資材 (tibom0150m000) セッションから使切資材を削除します。

このセッションでは、使切資材および代替資材 (tibom0150m000) セッションの代替優先順位フィールドが使切である代替資材が検索されます。この資材の在庫がゼロになった場合 (さらに、この品目に供給オーダが存在しない場合)、LN は使切資材および代替資材 (tibom0150m000) セッションからこの品目を削除します。

このアクションは、品目 - オーダ処理 (tcibd2100m000) セッションの工程計画者フィールドで、すでに入力している工程計画者が指定されている品目だけに限定されます。

最小数量

必ずしも、在庫を完全にゼロにすることはありません。場合によっては、少量の使切資材を調査や資料作成のためや予備部品として利用するなどのためにとっておくこともできます。このような場合に最小数量を使用できます。

使切資材の残余在庫が最小数量フィールドで指定した値よりも少なければ、LN は残余在庫を無視して、使切資材および代替資材 (tibom0150m000) セッションからこの品目を削除します。

古くなった品目の最後に残った数量をスペア部品として保持しておきたい場合は、この品目の倉庫を企業計画に含まれていない倉庫に変更する必要があります。

品目 - オーダ処理 (tcibd2100m000) セッションの倉庫フィールドに、品目の倉庫が表示されます。

倉庫 (tcmcs0503m000) セッションの企業計画に含むチェックボックスによって、倉庫が企業計画に含まれるかどうかが決まります。

 

品目開始
購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具。

品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。

非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。

  • 原価品目 (電気代など)
  • サービス品目
  • 外注サービス
  • リスト品目 (メニュー/オプション)
工程計画者
製造オーダの出力、(再) スケジュール、発行、およびワークロードの管理を担当する個人
最小数量
品目の在庫がこの最小数量と同じかそれよりも少なければ、LN は残余在庫を無視して、この使切資材を削除します。
計画オーダをチェック
このチェックボックスがオンの場合、 LN は資材の計画オーダをチェックします。LN が計画オーダを見つけた場合、代替資材はまだ削除されません。このチェックボックスがオフの場合、 LN は計画オーダを考慮しません。
シミュレート
このチェックボックスがオンの場合、 LN は実際には何も削除しません。LN はプロセスをシミュレートして、どの資材を削除する必要があるのかを示すレポートを出力するのみです。

 

削除
削除プロセスまたはシミュレーションを開始します。