銀行 Norma ファイル

銀行 Norma ファイルは特定のフォーマットを使用した順編成ファイルであり、「Superior Bank Council of Spain」 によって標準化されています。このフォーマットは、支払や回収を電子ファイルの形態で銀行に送付する場合に使用されます。

Norma ファイルには次のタイプがあります。

  • Norma 19、Norma 32
    これらのファイルフォーマットは、銀行に自動回収を送付する場合に使用します。口座引落手順に基づいて、補足情報がレポートに記載されます。
  • Norma 34
    このファイルフォーマットは、自動支払または小切手による支払に使用します。

銀行 Norma ファイルを設定するには

銀行 Norma ファイルを設定するには、次のセッションを使用します。

  • 銀行/支払回収方法によるデフォルトの自動処理 (tfcmg1191m000)
    手形を銀行に送付するときに、磁気テープまたはディスクに保存された Norma ファイルとともに、物理フォーマットで手形が添付されていることを示す場合は、物理的な手形の添付 (Norma 32) チェックボックスをオンにします。
  • 支払/回収方法 (tfcmg0140s000)
    口座引落手順を選択した場合は、レポートに補足情報を記載できます。参照取り込み元 (Norma 19) フィールドで口座引落手順を選択します。 

    指定可能な値

    • 適用なし: デフォルト
    • 口座引落ライン通知タイプ前受金である場合、口座引落通知 (tfcmg4120s000) セッションの参照フィールドに入力したテキストがレポートに記載されます。通知タイプ販売請求書である場合、伝票番号がレポートに記載されます。
    • 構成済口座引落ライン: 構成済口座引落 (tfcmg4504s000) セッションの参照フィールドに入力したテキストは、必ずレポートに記載されます。

接尾文字

接尾文字は、Norma 19 レポートに出力する必要のあるコードです。接尾文字コードを入力した後、手形または口座引落の処理、口座引落への銀行の割当、口座引落バッチの監査または作成を行います。接尾文字 (Norma File19) フィールドに値が指定されていないと、自動処理が停止され、値の指定後、マニュアルで処理を実行する必要があります。このコードは、必要に応じて、次のセッションの接尾文字 (Norma File19) フィールドで指定します。

  • 受取手形の処理 (tfcmg4226m000)
  • 口座引落の処理 (tfcmg4240m000)
  • 銀行を口座引落に割当 (tfcmg4250m000)
  • 口座引落バッチの監査 (tfcmg4255m000)
  • 口座引落バッチオーダの作成 (tfcmg4256m000)
  • 口座引落の振替 (tfcmg4260s000)