前払分割払用の個別元帳勘定 - 設定

注意

サービス請求書ではなく、販売オーダおよびプロジェクト請求書用の請求済および支払済の前払分割払には、別個の元帳勘定のみ使用できます。

請求済および支払済の前払分割払用に別個の元帳勘定を設定するには、次の順にセッションを使用します。

  1. 会社パラメータ (tfgld0503m000)

    支払前払分割払の分離勘定チェックボックスをオンにします。

  2. 現預金管理パラメータ (tfcmg0100s000)

    前払分割払の前に前払請求書/前払要求を支払うフィールドで、前払分割払の統合取引が未転記の場合に前払分割払請求書の回収取引を作成したときに、実行する必要のあるアクションを特定します。詳細は、次の情報を参照してください: 前払分割払処理チェック

  3. マッピング体系 (tfgld4573m000)

    前払分割払の統合伝票タイプをマップします。

    前払分割払には、次の統合伝票タイプが存在します。

    • 販売オーダ/前払分割払 (10002094)
      取引の借方側が、前払請求書統制勘定に転記されます。
    • 貸方側を請求済前払 (中間収益 11) 勘定にマップします。
    • 販売オーダ/前払分割払 (支払済) (10002093)
      借方側を請求済前払 (中間収益 11) 勘定にマップし、貸方側を支払済前払 (中間収益 12) 勘定にマップします。
    • 為替差/中間収益 (50420012)

      為替差用に統合伝票タイプのマッピングが事前定義されています。

    請求済前払分割払と支払済前払分割払とで為替差が存在する場合、未ファイナライズ取引が作成されると、次のように為替差が転記されます。

    • 借方:
      請求書の財務会社用に設定された為替差元帳勘定
    • 貸方: 
      販売オーダ/前払分割払 (支払済) (10002093) 統合伝票タイプの貸方側のマップ先となる請求済前払 (中間収益 11) 元帳勘定へ転記