支払スケジュール - 概要支払スケジュールは、支払期間別の支払予定額に関する合意を定義します。支払スケジュールは、支払条件にリンクすることができます。支払スケジュールの各ラインは、特定の期間内に支払う必要のある請求額の一部、支払に使用する支払方法、および支払に適用される割引条件を定義します。 支払スケジュールは、支払条件とは別個に定義しておき、複数の支払条件に再使用することができます。 回収スケジュール 売掛金モジュールでは、支払スケジュールは回収額の金額および期日を定義します。そのため、売掛金では支払スケジュールは回収スケジュールと呼ばれます。
注意
支払スケジュールと分割払の販売の相違点は、支払スケジュールでは複数の支払が単一の請求書で定義されるのに対し、分割払の販売では分割払ごとに個別の請求書が作成されることです。 支払スケジュール 支払スケジュールは、支払スケジュールヘッダおよび支払スケジュールラインから構成されます。支払スケジュールヘッダは、支払額を割合として指定するかそれとも係数によって指定するかを定義し、支払期間タイプ (日数、月数または会計期間) を定義します。 支払スケジュールラインには、特定の期間内に支払われる請求額の一部を定義します。支払スケジュールラインは互いに独立しています。支払方法または回収方法は、ラインごとに個別に指定できます。割引期間および割引率は、スケジュールラインごとに 3 つずつ定義できます。支払スケジュールラインは、支払スケジュールライン番号の直前にある請求書番号で識別されます。 請求書に支払スケジュールが適用されている場合、すべての支払スケジュールラインについて買掛金または売掛金の未決済取引が発生します。支払スケジュールラインは請求書の置換です。たとえば、与信チェック、督促状および延滞金利、支払通知/口座引落通知、未決済取引残高、年齢調べ、各種の購買請求書承認方法および為替差の評価替に使用します。 期日は支払条件の明細に基づいて計算することも、支払カレンダーを使用して求めることもできます。詳細については、支払カレンダーを使用するにはを参照してください。 請求では、取引先に期日および割引条件を通知するために、LN により請求書およびドラフト請求書に支払スケジュールが出力されます。
注意
LN は定期請求書の支払スケジュールもサポートしています。 外注請求書については、LN は支払スケジュールをサポートしていません。 支払条件 販売請求書および購買請求書に支払スケジュールをリンクするには、支払条件を使用します。 支払スケジュールのすべてのラインに対して、支払スケジュールのリンク先となる支払条件に対して定義された期日計算が LN で使用されます。複数の支払スケジュールラインの期日が同じ場合もあります。支払請求書または口座引落を選択すると、期日を基準に支払う必要のある請求書および支払スケジュールラインが LN により選択されます。 出荷に対する回収 支払スケジュール機能を使用して出荷に対する回収機能を使用することもできます。出荷に対する回収を使用した場合、出荷ごとの回収スケジュールラインが LN で生成されます。
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