支払伝票 - 概要

LN は支払伝票の処理をサポートしています。

支払伝票を次のタイプの請求書に関連付けることができます。

  • 販売請求書
  • サービス請求書
  • プロジェクト請求書

支払伝票の使用手順を次に挙げます。

  1. 顧客に送付する請求書と共に支払伝票を出力します。
  2. 銀行から銀行ファイルを受け取り、支払伝票で行われた支払を照合します。
  3. 発注先からの購買請求書と一緒に支払伝票を受け取ります。
  4. 支払伝票にもとづいて支払ファイルを作成し、銀行に送付します。

これらの手順は、次のモジュールで実行することができます。

  • 現預金管理
  • 売掛金
  • 請求- 請求

支払伝票設定の詳細は、国ごとに異なります。該当の国における要件が LN でサポートされている場合、支払伝票を設定し処理することができます。

スイスにおける要件の詳細については、スイスの支払伝票を参照してください。

請求の支払伝票参照ライン

銀行での電子処理では、支払伝票に支払伝票参照ラインを含める必要があります。支払伝票参照ラインには、関連する未決済取引を LN でクローズする際に必要な情報が含まれます。LN の支払伝票の参照ラインに含まれる構成要素には、次のものがあります。

  • 請求額
  • 2 桁のチェックサム
  • 請求書伝票の取引タイプおよび伝票番号
  • 会社 ID
  • 回収先取引先コード
  • 銀行または郵便局の口座番号
注意

支払伝票の参照ラインには数値を指定する必要があります。支払伝票処理を設定する際には、支払伝票参照ラインの作成に使用されるコード (たとえば、取引タイプや取引先コード) がすべて数値であることを確認してください。