月次請求書を処理するには
注意
売掛金パラメータ (tfacr0100s000) セッションでグループ会社で MBI を作成チェックボックスをオンにした場合、月次請求書を処理するには、グループ会社で作業している必要があります。 ステップ 1.
月次請求書の作成 (tfacr4201m000)
セッションの目的: 次の伝票タイプの未決済取引に基づいて月次請求書を作成します。
各月次請求書の取引明細書合計額は、次のように計算されます。 取引明細書合計額 = 現在の期間に請求済の金額 - (回収金額 + 支払差額の償却 + 返品額と割引額 + 購買請求書の清算済金額) 月次請求書を作成するには、次の構成基準が適用されます。
たとえば、月次請求書を作成する取引先に対して 2 つの請求通貨を使用する場合、この取引先に対して通貨ごとに 1 通ずつ合計 2 通の月次請求書が作成されます。 請求先取引先のいずれかの請求書がファクタリングされる場合、伝票日付が現在の期間に入る請求書のみが取り込まれます。回収取引はすべて無視されます。 ステップ 2.
月次請求書 (tfacr4501m000)
セッションの目的: 作成済の月次請求書を表示しメンテナンスします。 詳細セッションでは、月次請求書にリンクしている請求書がなく、月次請求書の状況が作成済の場合、この月次請求書明細を入力または変更することができます。この操作は、たとえば月次請求書をマニュアルで作成する場合に行う必要があります。 計上された請求書を表示して選択または選択解除するには、適切なメニューの MBI にリンクした未決済取引をクリックします。MBI にリンクした未決済取引 (tfacr4502m000) セッションが開始されます。 ステップ 3.
MBI にリンクした未決済取引 (tfacr4502m000) (オプション) このセッションを使用して、月次請求書にリンクしている請求書を表示しメンテナンスできます。月次請求書の請求書のみでなく、月次請求書の対象期間内に伝票日付が入るこれ以外の未決済取引もリストされます。 月次請求書の状況が作成済の場合、選択済チェックボックスをオンまたはオフにして、月次請求書との間で未決済取引を追加または削除することができます。たとえば、月次請求書をマニュアルで作成する場合に請求書を追加する必要があります。 ステップ 4. 月次請求書を確認します。 月次請求書の番号により、以下について確認し、いずれか 1 つを実行します。
注意: 取引先および通貨が同じ月次請求書がこれまでに作成され、その状況がまだ作成済の場合、月次請求書を確認することはできません。 ステップ 5.
月次請求書の出力 (tfacr4401m000)
チェックできるドラフト請求書を出力するには、ドラフト請求書/再出力チェックボックスをオンにします。 月次請求書の状況が確認済の場合、最終請求書を出力できます。月次請求書の状況は出力済に設定されます。オリジナル請求書は月次請求書に置き換えられるため、リンクされている請求書がすべて削除対象としてマークされます。 月次請求書の状況が出力済の場合は、状況を変更できません。ただし、必要に応じて、最終請求書を再出力できます。 ステップ 6.
全額払込済販売請求書のアーカイブ/削除 (tfacr2260m000)
未決済項目ファイルから全額払込済販売請求書を削除します。状況が出力済の月次請求書とリンクしている請求書が削除されます。 ステップ 7.
月次請求書の削除 (tfacr2261m000)
セッションの目的: 出力済または削除済状況の月次請求書をアーカイブまたは削除します。状況が出力済の場合は、まず全額払込済販売請求書のアーカイブ/削除 (tfacr2260m000) セッションを実行して、月次請求書とリンクしている請求書を削除する必要があります。 この処理中に、月次請求書の状況が変更されます。詳細は、月次請求書の状況を参照してください。 月次請求書をマニュアルで作成するには 月次請求書を自動的に作成するのみでなく、ステップ 2 で説明した月次請求書 (tfacr4501m000) セッションでマニュアルでも月次請求書を作成できます。ステップ 3 で説明した MBI にリンクした未決済取引 (tfacr4502m000) セッションでは、月次請求書の未決済取引を選択できます。前述した同じルールが適用され、ステップ 3 以降の手順は同じです。
| |||