回収の財務会計転記

回収 (売掛金)

ここでは、回収処理の各ステップで作成される財務会計転記について説明します。

さまざまな転記詳細を次に示します。

  • 仕訳帳がない場合
    銀行/支払方法別転記データ (tfcmg0146s000) セッションの仕訳帳の場合に転記チェックボックスがオフの場合、LN は転記を作成します。
  • 固定入力
    この入力は LN で作成されます。ユーザは固定入力を変更できません。
  • 元帳勘定の取得元
    LN が元帳勘定を財務取引先グループから取得するか、銀行/支払方法別転記データ (tfcmg0146s000) セッションから取得するかを指定します。

口座引落による回収

ステップごとに、次の転記が LN で作成されます。

  • 手形 (顧客送付)
    適用なし
  • 手形 (顧客承認済)
    適用なし
  • 取立依頼済伝票
    • 銀行/支払方法別転記データから回収予定を転記。実際に支払われた額は転記済です。
    • 財務取引先グループから予定顧客回収へ転記 (仕訳帳がない場合)
  • 手形 (支払)
    • 財務取引先グループから予定顧客回収を転記 (仕訳帳がない場合)
    • 銀行/支払方法別転記データから予定顧客回収へ転記。実際に支払われた額は転記済です。
    • 銀行 (固定入力)
    • 買掛金統制勘定へ転記 (固定入力)

小切手による回収

ステップごとに、次の転記が LN で作成されます。

  • 手形 (顧客送付)
    適用なし
  • 手形 (顧客承認済)
    • 受取済小切手。元帳勘定はマニュアル入力されます。実際に支払われた額は転記済です。
    • 財務取引先グループから予定回収へ転記 (仕訳帳がない場合)
  • 取立依頼済伝票
    • 銀行/支払方法別転記データから回収予定を転記。実際に支払われた額は転記済です。
    • 受取済小切手へ転記。元帳勘定はマニュアル入力されます。実際に支払われた額は転記済です。
  • 手形 (支払)
    • 財務取引先グループから予定顧客回収を転記 (仕訳帳がない場合)
    • 銀行/支払方法別転記データから回収予定へ転記。実際に支払われた額は転記済です。
    • 銀行 (固定入力)
    • 買掛金統制勘定へ転記 (固定入力)