電子銀行勘定照合表の処理 - 設定

銀行は、実施された支払や回収された口座引落に関する勘定照合表を、紙のレポートではなく電子形式で送ることができます。電子的な手段で受け取った銀行勘定照合表を変換、照合、および転記するには、電子銀行勘定照合表セッションを使用します。

電子銀行勘定照合表処理を設定するには、次の順にセッションを使用します。

  1. 銀行リレーション (tfcmg0510m000)

    次のフィールドに必須データを入力します。

    • EBS ファイルのパス
      銀行から受け取った電子銀行ファイルの保存先となる LN のデフォルトディレクトリ
    • EBS アーカイブのパス
      電子銀行勘定照合表の変換 (tfcmg5202m000) セッションで変換されたオリジナルの電子銀行ファイルの保存先となる LN のデフォルトディレクトリ
  2. 現預金管理パラメータ (tfcmg0100s000)
    テレバンキングの場合の取引日フィールドで、電子銀行勘定照合表の変換 (tfcmg5202m000) セッションで変換された電子銀行勘定照合表の伝票日付として使用する、日付のタイプを選択します。伝票日付は、銀行勘定照合表が作成された日付、または価値日付のどちらかです。
  3. 電子銀行勘定照合表のレコードタイプ (tfcmg5104m000)
    銀行勘定照合表ファイルのタイプごとに、格納されるレコードを定義します。レコードごとに、タイプ、開始/終了位置、および各レコードを識別する値を定義する必要があります。
  4. 電子銀行勘定照合表の変換データ (tfcmg5105m000)
    銀行勘定照合表ファイルのレイアウトを定義します。取引明細を格納するレコードのタイプ、開始/終了位置、およびフィールドの値 (固定値を持つフィールドの場合) は、取引明細ごとに指定する必要があります。たとえば、その取引の支払/受取区分を示すフィールドには、固定値 「IN」 (先行スペースを含む) または 「OUT」 のどちらかを指定できます。