一括資産移動

一括移動は、多くの資産を同時に移動する点が、単独の資産移動と異なります。一括資産移動は計上後のいつでも行うことができます。移動では資産はソース資産/分類から宛先資産/分類に移動します。LN は選択した資産に関連するすべての指定された帳簿を移動し、宛先資産で必要となるすべての帳簿を追加作成します。詳細については、資産帳簿の移動トピックを参照してください。

選択した資産のすべてまたは一部を移動できます。完全移動では、LN は選択した資産の合計数量を移動先資産に移動します。特定の移動では、LN は各資産の一部を移動先資産に移動し、一部を移動元資産に残します。一括移動の他のオプションはすべて、単独の資産移動と同じです。

一括移動を記録する場合、移動する割合を入力する必要があります。資産が数量によって分配されている場合でも、割合によってのみ移動することができます。数量によって移動を行う場合は資産の移動 (tffam1203m000) セッションを使用します。

移動については発効日を指定します。移動日が以前の期間内にある場合、LN では移動日から現在までに行われた減価償却をすべて振り戻す必要があります。

移動元配分ラインをどこに移動するかを LN に伝えるため、配分ラインの情報をマッピング体系として入力できます。たとえば、所在がニューヨークになっているレコードを入力し、この資産をサンフランシスコに移動するとします。LN で資産配分レコード中にマッピング体系が見つからない場合には、移動元配分情報を使用して移動先資産配分レコードが作成されます。